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0→1思考に陥ってませんか?20年以上働いていてやっと最近気づいたこと

こんばんは。

今日も日中は眩暈がするほどの暑さでしたね。

今朝は早朝5:30からアメリカとのZoom meetingだったので、5時ちょっと前に起床。

住んでいるマンションは、窓が大きく3面あって、そこから富士山が見えるのがお気に入りです。

朝起きて、カーテンを開けたら、朝焼けの富士山の上に、ちょうど昨日迎えた満月のお月様があって、寝ぼけながらパシャっとカメラで撮影しました!
(もうこの時点で、暑かった。。。)

今日は、0 → 1思考について書いてみようかと思います。

「私、ゼロイチの人間なんで」

「白黒つけないと気が済まない」

「やるか、やらないか」

「勝つか、負けるか」


こんな二つに一つ!の潔くもあるかもしれないけど、

頭でっかちでもある思考パターンのこと。

(それは、私です 笑 )


最近、会社で組織体制の見直しをしていた時のこと。

社長が、「A部を〇〇に、B部は××にしたい」と注文してきた。

うちは、アメリカ本社の外資系なので、日本法人の社長と言っても
日本の会社の地方の営業所長みたいなもので、会社の型を崩す時には
本社であるアメリカにお伺いを立てる必要があリます。

そして、人事部長の私の上司は、アメリカ本社の人事にいる訳でございます。

日本の社長は、社長をやる人たちは、大なり小なりみんなそうですが、我が強い(笑)。

自分のやりたいことを、通したいタイプです。

組織変更の要求を2件預かった私は、「あぁ、うちの上司はこれ絶対Noっていうなぁ。。。。(うー、でも社長は承認取り付けてこい!だしなぁ。。。うゲェ。。。)」と思いながら、上司とミーティング。

案の定、「No!!!  It doesn't make sense.  (だめ、ロジカルじゃない)」と却下(笑)


それを言われた時の私の心の反応は

分かってたわよ。

分かってたけど。

私が社長に文句言われるじゃんっ!!! (面倒なやつなんだよー!)


アメリカ人上司は、とても人間味もあって賢い人なので、私が間に挟まれているのも承知の上で、色々知恵を出してくれて、話を聞いてくれた。(Yesはくれなかったけど。。。 笑)

我が上司とのやり取りから、新しい策も捻り出し、少し時間はかかったけど、要求の1個はOKだけど、もう一つは、諦める。という社長の了承も得て折衷案に収まった。

何往復か、他のルートも巻き込んでやり取りして、「1勝1敗」の引き分けに着地したことを上司に報告した時に、

「よく出来たね。一気にではなくても、少しづつこちらの言い分も伝えていけばいいんだよ。交渉だもの。間に入ってるT子は大変だろうけどね。」と言ってくれた。

(直接やってくれ。私を間に入れるな!と思ったのは、秘密である)

でも、この上司の

「1個OKで1個ダメは、2個ダメに比べたら前進だよ!」

このセリフを聞いた時に、許されたというか、分かってもらえた感覚が体の中に湧き上がって、体から力が抜けて、ホワッと軽くなったんですよね。

頼まれたことは、きちんとやり遂げなくてはいけない。

完璧にやれるように頑張らなくてはいけない。

出来ないことも頑張って成果をアピールして価値を示さなくてはいけない。

自分の理論の正しさを主張したり、目に見えた成果を明示することを求められる環境に長くいたせいか、ついつい「結果を出す=よりパーフェクトにやり遂げる」という最初は純粋な「頑張って上手になろう」という思いが、煮詰まって失敗を許容しない余裕のない完璧主義に陥っていたようです。

今回、1勝1敗の引き分け、100点満点だったら、50点の出来でも、「よく出来たね」と言われて、許されたような気がしたんです。

出来てないことに意識を向けるより、出来ていることをちゃんと評価してあげる。

0→1の間には、0.01も、0.5もちゃんとあるんですよね。

白と黒の間は、グラデーションの世界があるように。

仕事をしているといろんなストレスがあるけど、

自分の余裕がないくらいガチガチで頭がフル稼働している時は

自分の思考を疑ってみる。


ほんとに、全部ダメなのか?

出来てるところは本当にないのか?


あなたにプレッシャーをかけているのは、もしかしたらあなた自身かもしれません。

頭が煮詰まってるなと感じたり、

身体に力が入りすぎていたら、

少し立ち止まって自分にマルをつけられるところを探してちゃんと労ってあげてください。


こーんなに頑張ってる私えらい!

めっちゃ、やれてるー!!

全部できなくても、大丈夫!!


自分に優しくすると、心と身体が緩んで、心の中が平和になります。

自分の中で自分に微笑んであげている自分を感じたらOKです。
(口元がほころぶのでもOK)

ぜひお試しくださいね。

読んでくださってありがとうございます。

明日も素敵な1日になりますように。




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