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ADHDが外資系コンサルに突撃したら「適応障害」になった話_地獄の扉を開けた日

ども、ADHDうーたんです。

今日は、うーたんが外資系コンサルに転職したら適応障害になった話をします。


うーたんは新卒でJTC(大企業)の総務部門に配属されて、2年間、社内の備品や不動産などの管理に従事していました。

この仕事はどちゃくそ暇で、部内でも年齢が下だったこともあり大した仕事もせずにのうのうと暮らしていました。


しかし、人間は暇だと余計なことをしたくなるものです。

当時、意識だけはスカイツリーよりも高かったうーたんは、業務フローに多くの無駄が存在していたことに目をつけ、一丁前に「業務効率化」を図ろうとしていました。


とはいえ、ただの総務部員のうーたんには、業務効率化に関する知識なんてものはありませんでした。

そこで、業務効率がUPしそうなシステムを片っ端から調べてきて、請求書のやりとりが便利になるというSaaSを見つけてきたのです。


この時、うーたんはなぜかやる気に満ち溢れており、総務部長に直談判して社内向けの説明会を開いてもらいました。

そして10人ほどの総務部門メンバを集めて、このシステムを導入することで、いかに我々の仕事が楽になるかということを説明したのです。


その結果、導入には成功しました。(わーい)

まぁ、周りからすれば、社会人3年目の若造が目を輝かせているので、試しに導入してみるかという寛大な御心で許可してくれたのだと思います。


この成功に気をよくしたうーたんは、あろうことか、以下の図式をぶちあげたのです。


SaaS導入成功=DX成功=自分有能=外コン転職!


そして、一晩かかって履歴書と職務経歴書を書き上げました。

さらに、コンサル専門の転職エージェントにコンタクトをとり、面接対策(主にフェルミ推定)と並行して、いくつかの企業にエントリさせてもらったのです。


結果。某大手外資系コンサル1社から内定をもらいました。


歓喜でした。

内定をもらったうーたんは、翌日には部長を「ちょっくら二人で話せますか?」と総務部屋に呼び出し「外コンへの転職」を告げたのでした。


同期との送別会で、うーたんはヒーローでした。

うーたん、もどこかで、いやはっきりと、同期たちを見下して、この会社を出て外資系コンサルで活躍している己を夢想しながら、同期に注がれるビールを一気飲みしていたのです。


これが、地獄の始まりだとは、知る由もなく。


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