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堆肥づくり

堆肥はCompost(植物性堆肥)またはManure(厩肥 畜フンなどをメインの動物性堆肥化)と2分されていましたが、現在ではコンポストと呼ばれています。

堆肥は「腐りやすい」生ごみ、畜フン、コメヌカ、油カスなどのN窒素が1%以上の材料と、モミガラ、バーク(木の皮).チップなどの「腐りにくい」N1%以下のを混合して、水分を50〜60%に調整すると材料や空気中の多様な微生物によって発酵が始まります。

だから微生物資材は必要がありません。

また腐敗と発酵の定義があります。発酵とは植物にとって有用な養分(肥料)をつくることであり、腐敗とは悪臭、ハエ、病原菌を発生される人や植物にとって有害な現象です。

有機栽培の大きな問題点は「病虫害が出ない」ことが大切なのですが、堆肥や肥料などの使い方が大事です。

防虫ネット、不織布、太陽光マルチ、黒マルチなどに依存しないで、病虫害が出ない健康な土づくりを行いたいものです。

失敗につぐ失敗を経験してたどり着いた完熟堆肥を使った野菜づくり、また別の世界である不耕起、無肥料、草生栽培で有機和花も育てているので、随時書いていきます。

22歳から堆肥づくりをはじめ、現在72歳
約50年間堆肥や微生物と関わってきました。そんな体験を載せていきます。

堆肥.育土研究所

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