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子どもの“非認知能力”は家庭から

日本で「非認知能力」という言葉が流行った時期がありました。

私もこんなすげぇ能力が子どもの将来に大切なんだと夢中でこの手の著書を読みました。

非認知能力:

忍耐力・理性・諦めない・我慢すること・仲良くできること...。
これって。親が昔よく言ってた「他人に迷惑をかけない子に育って欲しい」という願いと重なります。

そして、「非認知能力を高める教育」という良い方もモヤっとします。

親は「非認知能力を高める教育」を自分ではなく誰か専門家に頼るようになりますよね。

しかし、根本的に大切なことは、他人任せにしてしまうと親の非認知能力が育たないということですよね、、
だって非認知能力は忍耐力・理性・諦めない・我慢すること・仲良くできること...ですからねぇ。

親の非認知能力を子育てをしながら高め向き合うことの方が、
子どもの安定と将来の幸福には重要ということじゃないかなあ。

確かに、日本でこのように「非認知能力」が流行った時、
「欧米では~」という前置きがあり、
それが「成功する秘訣」のように伝わってくるので
どうしても親は「ウチの子に必要だあー」って飛びついてしまうのが現状です。

しかし、子どもが就学前まではなるべく多くの時間を親と一緒に過ごすことによって、
「自分が愛されている」
「自分が必要とされている」
という“自己存在感”が認識できると思います。

その結果、

・何か悲しんでる人がいたら優しくしなきゃいけない、とか、

・困っている人が居たら優しくした方がいいよねえ、とか、

・みんなが暇そうにしていたらこんなことしたら楽しいよねえ、とか、

よくクラスに一人は、何かを発想、創造する子がいませんでした?

例えば、
ブロックがあれば、そこにブロックを並べてその上からジャンプしてみたりとか、

テストの点数にはならないけれど、
何かしらのコミュニケーションのリーダーシップを取るタイプの子っていましたよね。

それこそが「非認知能力」じゃないかなあ、

自分が集団の中でどう楽しむか、どう立ち振る舞うかって
親の行動から子どもの価値観が身に付くものだと思います。

渡辺家の例で言うと、

善し悪しは置いておいて、、、
私が完全のんびりタイプなので、
息子らもカリカリ焦るようなことなく、
いつものんびりマイルドにキッズライフを楽しんでる感があります。

人間がシステムに子育てを任せようとすることによって
“本末転倒”な違和感を覚える今日この頃です。

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