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新しい場所で新しい1年を

みなさんこんにちは、久々に投稿します。

4月からガラッと環境が変わり、少し間が空いてしました💦

ミニハムはこの4月、前任校から異動になり市町も異なる
新しい学校に赴任になりました。

みなさんは、4月からどんな変化がありましたか。

学年の数字が変わって、スタートした方
学年も、生徒も変わってスタートした方
学校が変わってスタートした方
全く新しい土地でスタートした方
全く違う仕事についた方

教師の仕事は4月が何だか1月のような慌ただしさを持っていて、
私はいつも不思議な感覚になります。

そこで4月までの私と、4月からの私について少しお話しを聞いてくださると嬉しいです。


戻らない時間

なぜ、1月に3学期のスタート記事を書いてから、
noteの更新がなかったのかというと・・・。
私の心が追いつかないことにありました。

経験が豊富な先生方は、きっとこの感覚を味わったことが
あるのだと思います。

しかし、経験値がまだまだな私は、
味わったことのない、苦しさとやるせなさを感じました。

中学校3年間の中で、1年生から3年生まで続けて担任をする、
大学院を卒業して、初めて関わった学年であり、初めて担任をした
学年はすごく思い入れのある学年でした。

まず、1周してから、見える景色が変わるのかもしれないと思い、
1年生・2年生と持ち上がってきた学年は、苦しんだ倍以上の愛情が
湧くものなのですね。

最後の1年、「みんなを卒業させて、少し落ち着こう。」という
何とも言えない感覚で2年生の後半は、学校に通勤していたものです。

私自身、新しい場所で、また違った経験もしてみたいと
思っていたこともあり、来年度の意向面談では、
「どちらでも良い」に○をしたのも事実です。

ただ、1・2ともったこの学年から離れることは、全く予想していなかった。ここが私の甘いところだったと後から反省をしました。

何も考えずに、お気楽に過ごしていた私に
3月の中旬ぐらいに、校長先生から言い渡されたのは
新しい勤務地でした。

何度、時を戻ってくれと願ったものか。
言葉に言い表せない涙がポタポタと落ちたのを今でも覚えています。

私に力がなかったのかもしれない。
必要がなかったのかもしれない。
自分の甘さが原因かもしれない。


でも・・・・・


私は、いつも自分が担任を外れても、
「正しさを自分で判断して行動できるように」
と思いながら、生徒たちに伝えてきました。

ただ、本当に全く関わらない人になるとは・・・。

自分が一番、想像していなかったと
心から気づかされました。

そこから修了式までの間
3月31日までの間

生徒の前では、決して涙を見せないと
決意していました

たとえ移動することの知らない生徒たちが
サプライズで、色紙を用意してくれても
泣くわけにはいかなかった。

泣くと言ってしまいそうで、
「もっと一緒にいたかった」と

無事に隠し通すことはできましたが、
何とも言えない気持ちでした。

離任式にも出席できず、
別れを伝えられず

いつかまた会えたらとは思います。
彼らの幸せを心から願ってもいます。

でも本当に自分よがりになりたくなる2週間でした。



「郷に入っては郷に従え」


前任校にとっては、他人さんになってしまった私は
全く新しい市町の規模も小さめの学校に配属されました。

生徒も落ち着いており、協働的な学びに力を入れている学校です。

この学校は嫌だとかはあまりなく
周りの先生からは「いい学校」と聞いていました。

実際にいい学校でした。

それぞれの地方に、きっと生徒指導に力を入れないと
いけない学校や、支援を多くしないといけない学校
保護者の方がすごく教育に携わってくださる学校など
教員にとっていいところ、苦手なところというのは
それぞれで、たくさんの先生が
「ここはしんどい」という経験をしてきたと思います。

ですが、私は、本当に気持ちよく働ける
素敵な学校に配属していただきました。

ただ、私自身の気持ちの整理や
新しい環境に適応するの少し時間が
かかってしまったことが、少し反省です。


「郷に入っては郷に従え」

この言葉をいくら自分に言い聞かせても
なぜか、前任校と比べてしまう。
どこか、自分の経験則で物事を考えてしまう。

たった2年。
初めて赴任した学校で学んだたった2年だけの物差しを
使って、物事を図ってしまう自分が
すごくすごく嫌いになりました。


勤務地が変わるということは
本当にエネルギーを使うのですね。


みなさんは、「異動」の時
何か気をつけていらっしゃることはありますか。


少し慣れてきた今だからこそ
こうして文字に起こすことができるようになりました。

「一生懸命」という言葉が似合う人間でありたいと思うのですが
今回ばかりは「必死」という言葉が当てはまると自分では思います。

周りも見れない。
自分の物差しを持つことの怖さも同時に実感しました。

力のなさを、自分の苦手さを痛感しました。

私は苦手に向き合うのが苦手です。
きっとそれは生徒も同じなのかもしれません。

苦手に向き合える強さを私自身、
まだ兼ね備えられていないかもしれませんが、

その強さを、生徒ともにもてるように
また、スタートラインから始めようと思います。


肩書きだけ、色々持たせていただいている身ですが
いつかその肩書きが、自分の教え子たちの
何かの力になれるように。

読んでくださっている
みなさんのお役に立てるように。


次の投稿

次は、あまり間をあけずに投稿します。
少しずつ実践も載せて、みなさんに検討していただけると嬉しいです。

1学期も半分を過ぎました
どんな仕事でも、楽しい時、苦しい時の波はつきもの。
皆様、お身体を大切にお過ごしください。














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