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【雑談】vol.2 30過ぎてからジャニーズの沼にハマった話

わたしの推しはSnow Manだ。
2020年1月22日、長い下積み時代を経てデビューをした、アクロバットとダンスが得意な9人組。
最年長は31歳、最年少は20歳で年齢差があり、パリコレモデル、俳優、アニメオタク、美容オタク、勉強オタク、甘党マッチョ、貴族、ビビり関西人、浪費家MC…というように個性も強め⚡️
でもそれぞれが個性を生かした仕事をしている時と、9人集まった時の破壊力といったら、超えられるグループはないと思っている。
下積みが長いからこそ、スタッフさんや共演者、事務所の先輩たちにも謙虚な態度で愛されているのが伝わってくるのも、魅力なのだと思っている。

ジャニーズはもともと嫌いではなかった。
各グループのメンバーの2/3くらいは顔と名前を把握できていたし、歌番組では各グループでいちばん好きな踊り方をするのは誰、いちばん歌い方が好きなのは誰、とその時々で注目するメンバーを見つけて楽しんでいた。
(ちなみにダンスNO.1は嵐の大野くん、歌NO.1はNEWSのまっすーだった)
ジャニーズに限らず、わたしはダンスを見るのが好きで、友達が出ているダンスの公演でも、踊り方が好きな人を探すクセは前からあった。

遡ること2年前の夏。
仕事で上司や担当チームが変わり、毎日死に物狂いで働いていた。
ちょうどそのころ、付き合っていた彼に別れを告げられた。
ちょうどそのころ、Amazonプライムデーで購入したFire TV Stickが届いた。
ある日、仕事の山をようやく越え、早めに家に到着してしまった。
日課になっていた彼との電話やLINEもない夜…
あれ、わたしずっと夜何してたんだっけ?
久しぶりすぎて思い出せないから、せっかくだしFire TV Stickをつなげ、TVの大きな画面でYouTubeを見ることにした。

数日前に会った大学時代のダンスサークルの同期たちが、最近BTSやJO1を推しているとうれしそうに語ってくれていた。
わたしもちょうど誰かのダンスを見たいと思ってたんだよねぇ。
好きな踊り方をする人を探すため、ひとまず当時バズりまくっていたBTSのDynamiteのMVからスタート。
圧巻のダンスだったが、自分好みのダンスをする人を見つけるには難易度が高かった。この人いいなと思った矢先に画面が切り替わり、衣装も立ち位置も変わってしまって完全に見失ってしまった。
よく両親が口にする「みんなおんなじ顔に見える」状態で1曲終わってしまった。

わたしはBTSじゃないのか…
そう思って関連動画の欄を見ると、そこにSnow Manのデビュー曲「D.D.」のダンスプラクティス動画があった。
えっジャニーズってYouTubeあるの?
権利関係平気?
だってカラオケですらMV全然なかったじゃん!
(大野くんのダンスずっと見たかったのに見れなかったじゃん!)
たしかSnow Manってダンスがすごいって聞いた気がする…ちょっと見てみるか…
と、再生ボタンを押してしまった。
これが沼のはじまり。
忘れもしない、2021年7月30日。

D.D.のダンスプラクティス動画(以降ダンプラ)は定点カメラだったから、全員カメラの画角内で踊ってくれる。
ダンスのフォーメーションや、好きな人だけをずっと見ていたい人にはもってこいだ。

ひとりひとりの踊りのクセがあるはずなのに、ピッタリそろったサビのユニゾン。ナルシストな踊り方ではなくて、全員が全力でパフォーマンスをお見せしている、という意識の高さが伝わってきた。
最初にバク転をして前に飛び出してから歌い出したり、途中息ぴったりのバク宙をする人たちもいて、アクロバットがすごい、という噂も間違いないことを確信した。

ジャニーズでこんなに踊れる人たちがいるんだ!
みんなウィンクして手を振って、どっちかというとファンにキャーキャー言われるためのダンスなのだと思ってたよ…
ダンプラでこのクオリティは高すぎるでしょ!
「顔がカッコよくて、歌もそこそこ歌えて、ダンスだってできちゃうんだぜ、なナルシスト集団」というイメージが一気に覆され、彼らのパフォーマンス力に心を奪われた。

そしてなにより1回見ただけで、首の角度や視線、踊りのキレがわたしのドンピシャ好みの人を発見してしまったのも、わたしが沼に引きずりこまれた原因のひとつだ。
キャップをかぶった金髪の人。
サビのダンスで、他の人たちが正面を向いているところで、視線を正面から少し外し、体の角度もすこーし左右に傾けて微笑んでいた。わたしはそんな余裕ありげな踊り方に惹かれてしまうタイプで、まんまと落とされた。
他の人よりも小柄だけど、それを感じさせないダイナミックな踊りも魅力だった。

圧倒されたまま終了し、関連動画に他の曲のダンプラが出てきた。
当時映画の主題歌にもなっていた「HELLO HELLO」はギリギリ聞いたことがあったので、それを選んで再生🍋
D.D.とは全く違ってみんなアイドルしていた。
着ている服も髪の色もD.D.と全然違うのに、さっき釘付けになった例の人は一発で見つけた。
見つけてからその人しか追わなかった。
本当に楽しそうでアイドルらしくかわいく踊ってるのに、キメるところをキメてくる。なんなんだこのギャップは…!
後奏で、それぞれ別のダンスをするところで、例の人は3段シフトを入れていて、ダントツアクロバティックだった。

あれ、この人もしかしてさっきの曲でバク宙してた…?
そう思ってすぐさまさっきのD.D.に戻った。
キャップに惑わされてノーマークだったけど、キャップをかぶったままバク転をして歌い出したのも、曲の途中でバク宙をしたのも、キャップを外してジャンプしてみせたのも、全部例の人だったことがわかった。
わたしはその人に夢中になった。
もっとこの人について知りたい!

テレビ画面で見たおかげで顔がよくわかったので(ありがとうFire Stick)、公式HPでプロフィールで同じ顔を探し、その人が「佐久間大介くん」だということが判明した。
絶対にこの人は自分のかっこよく見える角度=魅せ方を知っている…ダンサーとして、パフォーマーとして、佐久間くんへのリスペクトが止まらなくなった。

そこから佐久間くん目当てでいろんなダンプラやMVを見る時間ようになった。毎日何か見ないと眠れなくなった。
「Snow Manのダンスが好き」「佐久間くんはダンサーとして尊敬」と言っていたけれど、関連動画にどんどんダンス以外の動画も出てきてしまい、メンバーでゆるっとゲームしていたり、仲良くごはんを食べている動画を見てしまううちに、全員の名前を覚え、ハマった数週間後にはもうあだ名で呼んでいた。
最初はダンスでハマったから推しはさっくん(佐久間くんのあだ名)、と言っていたけれど、9人の戯れが愛おしすぎて「箱推し」になった。後に夢に出てきてしまったことでこーじ(向井康二くん)も気になってしまい、誰推しか聞かれたらいっちょまえに「さくこじ寄りの箱推し」と説明するようになった。

まわりの友だちに自分がハマってしまったことを打ち明けてから、熱量が爆上がり。周りにスノ担が意外に多かったことが発覚したので、今ではその仲間とSnow Manの話をするのが楽しくて仕方ない。
毎週水曜日にアップされるYouTubeを欠かさず見て、出るテレビは録画して、インスタライブもチェックして、もちろんファンクラブにも入って、ロケ地巡りをして、9人それぞれの誕生日にはメンバーカラーを身につけてケーキを食べるという習慣ができるまでになってしまった。
仕事がどんなに辛くても、行き帰りに彼らの動画を見るだけで癒される。こんなにハマってしまったのは、中学時代のモー娘。以来だ。

前まで何かしらのオタクには抵抗があったけど、好きなものを好きと言えて、全力で応援できることってこんなステキなことだったんだと気づいた。推しは自分のご機嫌をとるのに大事な存在だと思う。
自分の好きなものを隠さず好きだと言える人が増え、推し活アイテムが出回るようになったこのご時世にとても感謝している😌何を隠そう、わたしもれっきとしたオタクだ😎
ちなみにわたしは「同担拒否」ではない。同担とは語り合いたい。それに彼らと付き合いたいとか結婚したいとか触れたいとかでもなく、少し遠目でもいいから生で9人を眺めて、応援してるというのが伝えたいと思っている。だから、自称「平和なオタク」としてライブに参戦するのが目標だ。
(できればアリーナ、今年のドームは行けたけれど米粒だった)

とにもかくにも、漠然と何かにハマりたいと思っている方には、まずはSnow Manをおすすめしたい。それからFire TV Stickの購入も笑
Snow Manのことを気になり出しちゃった方もいるかもしれないので、わたしがハマったきっかけになった動画を貼っておきます笑

ヒートアップ失礼いたしました🙇🏻‍♂️
最後までお読みいただきありがとうございました⛄️

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