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親のスネをかじる無駄遣い者が偉い!?

働きもせず、親のすねをかじり、更に遊ぶ金欲しさに借金までする。その借金も自分では返さず、親に押し付ける。こんな人がいたらあなたはどう思いますか?

わたしなら大馬鹿者と思います。その子どもが男性なら放蕩息子と呼ばれます。

国会議員は、国民から集めた税金を公益のために使って国を富ませ、世界と対等になれるようにすることが責務です。
しかし、自公政権をみていると、自分が稼いだわけでもない国民の財を「アベノマスク」に代表されるような無駄遣いをして、更にお金が足りないと言って借金である国債を発行し、その借金を国民に押し付けています。安倍政権の8年間で181兆円も借金を増やしました。
181万円ではありません。その1億倍です。仮に毎日1億円を使ったとしても4958年もかかるほどの大金です。

さきほど例に示した大馬鹿者と何か違いがあるでしょうか?

経済の原則からすれば財(お金など)を持っている人が強いわけです。その財を税金と言う形で提供する国民は最も偉いはずです。
国会議員は税金を公益に使わなければいけませんし、どのような公益があるのかお金を出してくれた人々に理解されるまで説明する義務があります。
お金を無駄遣いする議員が偉いという誤解を社会に浸透させてはいけません。お金を出す人が偉くて、それを使う人は偉くありません。

封建制度だった江戸時代、領民は年貢に苦しめられ、領主であるお殿様が偉い人でした。

いま日本は民主国家で、憲法では国民主権がうたわれています。しかし、国会議員が偉いと思い込んでいる人が少なくありません。それは封建社会の残像です。主権者が偉いのです。この矛盾した考えを広く改めていかないと日本の社会は変われないと思います。

森喜朗の女性蔑視もそうですし、選択的な夫婦別姓の議論も封建的な男尊女卑をよしとしたい自公政権に巣くう悪しき考えによって起きていると思います。

わたしたち自身が考えを変えていかなければ現状を好転させることは難しいでしょう。

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