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ソナチネ


ちゃんと北野武監督作品を観るのは何気に初。
父がファンでずっとおすすめされていたのですが、中々邦画を観る機会が少なく…
今回ソナチネを初めて観てきましたー!

📍池袋 新文芸坐にて、9月頭に上映されていたのですが
チケット完売で買えず…今回トリプルアンコール上映の際にネットで張り込みすぐさま購入!


父に「武は日本だとお笑いのイメージが強いけど、イタリアやフランスのヨーロッパ圏の人は本物のヤクザだも思ってる人がおるらしい」

いや本物のヤクザて、、、笑

確かに風貌はヤクザにいてもおかしくない。さすが世界で認められる存在とだけあり、アンコール上映にもかかわらずほぼほぼ満席でした…
若い男の子とサラリーマン層、おじいちゃんが多かったかなという印象です。

いや、もうもうもう!最後まで夢の中にいるような感覚でした。
まず、映像カットがかなり写真を見てるよう
登場人物たちからの視線がちょっと恐怖を煽ります。
鮮やかな色彩とビート武の不気味な笑顔がマッチしてて、「あれ?武ってガチのサイコパス?笑」となりかけた。汗

バイオレンス描写は少ないものの、その中にふと入り込む笑いは
お茶目なのかユーモアなのか…いやもはやそれすらも恐怖なのか…ラストまでふわふわと浮遊感漂う夢の中にいる感じがしました。
久石譲のバックミュージックもあってか、どこか現実なのか夢なのか区別が付かない
この作品の直後に事故があったことも知り、作品のストーリー自体が全て三途の川の出来事なのかな?と思わず結びつけてしまいました。(これは私の妄想)

とにかくとにかく、本当に素晴らしい作品。(語彙力)
でも一言で表すならヤクザの夏休みって感じ。
世界で認められるってこの事かと。

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