田んぼの水仕切りの板を作った
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
先日、田んぼにいったら、水の出口の仕切り板が一枚腐食して壊れていました。
今まではもう作ってある板を使わせてもらっていました。
出口を1段、2段と仕切るためにあって、2段目の板なので、すぐには使わないもの。
長方形の板の右下が斜めに欠けてしまいました。
使わない時は出口あたりに置いているので、雨などでだんだん劣化します。
今までは相談して作ってもらったりしていましたが、これは田んぼをする私たちが用意すべきもの。
近くのホームセンターに行って、同じ厚みの少し幅の広い板を見つけて買いました。
長さをぴったりにカットしました。
板の下部分を斜めにカットします。
下手なのでギザギザです💦
こうやってカットした部分が下にある板と溝の隙間を埋めるので、水が漏れなくなります。
はめたところ。
下の板の向こう側にしっかりはめ込むことができました。
春に仕切り板の下から水が漏れていたので、時々見回ります。
また、少し下の隙間ができて水が漏れていました。石と泥を置き直して水漏れを止めました。
その時に畦に置いていた板が腐食して折れたのを見つけました。
今、使おうとするときではなく、先に見つけることができてよかったです。
稲作をするということは、こういう様々な仕組みの中のパーツをきちんと作り、管理していくことです。
鋸も使うし、鎌もスコップも。
お金ないから農業機械は使いませんが、人が時間をかければ草取りだって田植えだって、稲刈りだってできます。
私はまだまだ知らないことがいっぱいです。
今年は猪の害も実際の様子を見せてもらって説明してもらったので、初めて知ることができました。最初はがっかりして情けない気分でしたが、これは受け止めて対策して進むだけのことだなと納得しました。
電柵だけは仕方ないので、使っていますが、ほかの、人の力でできることは続けようと思います。
その中の一つに今回の仕切り板の補修もあります。
実際に作ってみて、これも機械を使わずに時間をかけて鋸でカットしたのですごくかっこ悪いものですが、使うことはできるので、OKです。
手で作って気を入れるほうが大切だと思います。
猪に少しやられましたが、あの時倒れた稲を手で立たせたのはそのまま立ってくれています。イセヒカリは倒れない元気な品種です。
どれを育てるか、どう育てるかなど基本的なことから考え判断することはいっぱい。トライ&エラーで続けていきたいと思います。
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