十六島(うっぷるい）海苔

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。お気軽にお問い合わせください。

十六島ってなんと読むか知っていますか？

「うっぷるい」と読みます。

松江のお隣旧平田市の日本海沿いの地名です。
ここで採れる岩海苔は高級品です。

日本海側の海沿いでは冬になると岩場に育つ岩海苔を摘んで乾して出荷します。

天候によっては休漁となります。
水しぶきを浴びながらの摘み取り作業は時に命の危険があるからです。

そして、地元の私たちはお正月のお雑煮に欠かさないものです。

醤油仕立てで、丸餅と海苔だけのお雑煮ですが、磯の香りがしてなによりのごちそうです。

先月、同級生がこちらでの会議のために帰って来た時に買って帰りたいと言っていましたが、まだ収獲されておらず、、、

11月の帰省の時の、驚きの話はこちら

12月に入ってからマーケットで見かけたので、送ろうか？と聞くと頼みますとのこと。

女性のつややかな黒髪に例えて「かもじのり」とも言います。
なかなかのお値段だけど、そこらの生海苔では比較になりません。

うん、うん。
出雲の味だもんね。味わってほしいからすぐに送りました。

今年は同級生があちこちから帰ってきてくれました。
もうみんなはやり病にも飽きましたね～

秋に帰ってきた友人には野焼きというちくわの親分のような練り物をお勧めしました。こっちにしかないのですよ。

地元にいて、時々帰ってくる友人と出会えるのは本当に幸せなこと。
彼女たちのふるさとでありたいと思いました。

ミニチュアちさと工房
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