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ミニチュアの花 オリジナルの花菖蒲 

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。

花を観察してミニチュアに仕立てています。
好きな花をミニチュアにしたくて、、、

ミニチュアを作り始めた頃は雑誌の作り方ページを見て、真似ていました。
それで満足できる花もありましたが、最初の作り方を覚えるとあとは自分の気分や感性で作っていくので、数年経つと見本の花とは別物になっていることに気づきました。

バラも花びらの薄さが全然薄くなっていました。
どちらがいいというのではなく、私のカタチが出来上がったということです。

そのあたりから、本物の花を見て花びらやしべの構造を観察して作るようになりました。

パンジー、藤、アジサイ、花菖蒲
どちらかというと作る手間がかかって、デフォルメをどこまでするかで出来が変わる花たち。

今日はその中から季節に合う、花菖蒲の作品をご紹介。

白と紫の花。紫は赤系のものと青系のもの。
本物より色味を増やすほうがリアルな感じが生まれます。


気に入った陶器の鉢に模型用の苔を置き、花を活けていきます。
茎がワイヤーなので、自分で花の配置や曲がり具合を変えることができます。

この花菖蒲。
作り方をご覧ください。

空き箱にアレンジメント用のオアシスを固定。
30番緑の地巻ワイヤー
つまようじ
紫色にしたパン粘土
まず、茎にするワイヤーに細い三角に粘土をつけます。
上の部分は平にし花びらの土台にします。
花びらは一枚ずつ三枚作ります。
薄く涙型にした花びらの周囲をピンセットでつまんでビラビラの模様?を付けます
3枚ともびらびらにします。
最初の三角の粘土の上に3枚の花びらを接着していきます。
花びらの姿をゆるくカーブさせて整えます。
細い針状の粘土を3本作ります。
花びらの間に立てて接着
横向き
花びらの間に立てて接着
少し上から
まず、白を描く
白の上から中心付近に黄色
オアシスに挿して乾燥させる

なかなかに手間がかかります。
でも、これでもデフォルメしているのです。
なにを端折り、なにをできるだけリアルに真似るかがポイントです。

花菖蒲はお気にいりの花の一つです。

ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com

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