古き良き大庭を歩く　その１

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。お気軽にお問い合わせください。

私の工房のある山代、大庭界隈は遺跡がいっぱい。
興味のある方が節度ある態度で歩いてくださるといいなぁと思っています。

あまり知られていない場所を少しずつ紹介していこうと思います。

一回目は山代方墳

山代方墳の説明図

道沿いの公民館と植木屋さんの間にこの説明図があります。
歩かないと見逃してしまう場所にひっそりとあるのです。

説明図のあたりから上を見た様子

石棺式石室の入り口

石棺式石室の説明版

一枚の石であることがわかります。

奥に石棺のおさめられた入口が見えます。

この古墳、すぐ近くの山代二子塚古墳や、鶏塚古墳と並ぶ山代・大庭古墳群の一つであり、県内最大の古墳群だと最初の説明書きにあります。

二子塚や鶏塚はよく見える場所にあり整備されていますが、山代方墳は家の隙間から入っていき、植木屋さんの敷地の奥にあるので、見つかりにくいところにあります。

そのため、静かです。
本来、お墓なのですからこういう静けさの中にあるべきもの。

説明看板が劣化していて読めない部分がありました。修理してほしいものです。

古代には目に見えて大きく、葬られた人物の力を誇示したことでしょう。

せめて、ここに眠る人があったことを知ることで供養になればいいなぁと思います。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町４２５－７
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