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お金の心配をやめて得たもの

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。お気軽にお問い合わせください。


ちまたでは老後2000万円必要という言葉が聞こえていました。
母を施設に入れているとそれくらいの資金はいるのかもしれませんが、私は最初から施設に払うお金を持ち合わせないので、視野に入りません。


保険や貯蓄も将来の、まだ起こるかどうかわからない不安を減らすためのもの。


今のはやり病の中、60歳を超えた私は稼ぐことに気持ちが動かなくなりました。


財布の中にお金があるなら買い物をすればいいし、なかったらあきらめて生きようと思いました。


そして、野に出て野草や実を採ってはお茶にしたり、食べたり、、、


先日もノビルやむかごを友人と採りました。
いい場所を探すのも楽しみの一つ。


収獲 ノビルとむかご


お金は多すぎると不安を誘うものではないかなぁと今は思います。
なくなったらどうしようという不安。


最初からないとこんなもんだと開き直れます。


そして、食べ物や生活習慣を考えて病気にならないように気を遣うようになりました。


おかげでここ10年近く、かかったお医者は歯科と整形外科のみ。
健康保険料は病気の人のために払ってるようなもの。


薬も、早く飲んで病気を抑えるという感覚がなくなりました。たまに飲むのは陀羅尼助。漢方だけです。


稼ぎはないけれど、毎日美しいものを見て触って楽しく生きています。


庭の花や木を世話することは土を触ることにもなって、免疫はかなり上がったと思います。


ある朝見つけたダブルレインボー


人は元来、この地球に生かされている生き物の一種族。
虫や木などのほうがはるかに先輩なのです。
そして、その物言わぬ先輩種族に助けられていることに気づかなくなっています。


これこそが危険なことであり、人の傲慢だと私は思います。


もっと謙虚に生かされていることに想いを馳せ、地球を守る行動をしなければ、、、近年の気象を見てもそう考えるべきだと思います。


お金のことで不安になり、経済活動だけを重視していくと足元の地球はまたたくまに荒廃していきます。


竹林の増加や海ごみの増加など目に見えるものも多々。
他人事ではないのです。


幸せになるためのお金が要ると思って働き始めたはずが、お金のために嫌な仕事でもやらねばならない世の中っておかしくないですすか?


体を動かして知恵を絞って地球に寄り添って生きていくことの心地良さを私は知りました。


美しい場所を見つけて、憩うことも知りました。
これこそ本当の幸せだと私は確信しています。


お金を使わなくても楽しめることはたっぷりあります。


なにをどうとらえるか?



その感覚は人それぞれ。
感じ方一つで目の前の景色が変わるのです。
自分の感性を大切に、ぶれない生き方をして行こうと思います。

ミニチュアちさと工房
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