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【映画#7】「麻雀放浪記」 「Water」より

こんにちは、三太です。
GWが終わりましたね。始まる前はけっこう休みがあるなと思っていましたが、終わってみれば、やはりあっという間でした。
5月も元気にやっていきたいなと思っている今日この頃です。

では、今日は「Water」に出てきた映画、「麻雀放浪記」を見ていきたいと思います。これは「Water」に出てきた唯一の映画となります。

基本情報

監督:和田誠
原作:阿佐田哲也(色川武大)
出演者:坊や哲(真田広之)
    ドサ健(鹿賀丈史)
    まゆみ(大竹しのぶ)
    ママ(加賀まりこ)
    出目徳(高品格)
    上州虎(名古屋章)
上映時間:1時間49分
公開:1984年

あらすじ

哲は(おそらく戦後の荒廃した世界の中)博打の世界で生きようとしています。
その中でドサ健をはじめ、ママや出目徳、まゆみなど色んな人物に出会っていきます。
ドサ健と出目徳のやり合いがこの物語のメインであり、そのやり合いに色んな人の人生が巻き込まれていきます。

設定

敗戦の雰囲気が色濃く残っている。
ギャンブルもの。

感想

時代の違いをとても感じました。
随所に荒々しい感じがして、戦後のかおりが漂っていました。
びしょびしょに濡れて、どろどろの中を賭場に入っていくシーンや、女性への接し方などにそのような感じが表れていると思います。
麻雀を通して成長するとまでは言えないけれど、哲が色んな人間と出会って人間としての深みを増していくといった感じがありました。

その他

映画だけだと一人一人の名前がよくわからない。
たばこを吸うことをすすめるシーンがある。(博打のため、加賀まりこから主人公へ)→今ではあまり考えられない。
(DVDスタッフ紹介より)ヨコハマ映画祭作品賞、報知映画賞新人賞、山路ふみ子映画賞特別賞

吉田修一作品とのつながり

「Water」という話の冒頭が麻雀のシーンから始まる。(オマージュだったのかも)
 

以上で、「麻雀放浪記」については終わります。

いずれ何らかの形で手に入れば、映画化した「Water」も見たいと考えています。

それでは、読んでいただき、ありがとうございました。

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