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【映画#13】「バンビ」『パレード』より

こんにちは、三太です。

最近は授業で国文法を教えています。
文節、単語、主語、述語、修飾語・・・。そういったものですよね。
問題集を使いながら、授業を進めていくのですが、こういう問題集に出てくる例文ってよくよく読んでみると面白いもの多くないですか?

例えば・・・
・いくら待っても、誰も助けには来ないよ。(え、どういう状況?こわい・・・サスペンス映画のワンシーンで使われそう・・・)
・サッカーの試合をするのに、十人しかいない。(おしすぎる!!あと一人!)
・遠くのものを取るには腕をのばす。(そうですよね・・・でも、改めて言語化する意味あります?)
といった感じです。

では、今日は『パレード』に出てきた映画、「バンビ」を見ていきます。
実は、本当は次は「サム☆サフィ」という映画なのですが、借りる手立てがなく、見られていません。
また、見ることができたら、追加したいと思います。

基本情報

制作:ウォルト・ディズニー
原作:フェリックス・ザルテン
上映時間:1時間10分
公開:1942年

あらすじ

森の朝、バンビが王子様として産まれたところから話は始まります。
四季が移り変わるとともに、うさぎのとんすけをはじめ、色んな友達と出会い、言葉を覚え、バンビは成長していきます。
また、ファリーンという恋人にも出会います。
しかし、幸せに暮らしていたバンビたちに人間たちの手が忍び寄ってきます。
バンビ達、動物の視点を通して、人間への警鐘が鳴らされている物語です。

設定

・バンビは王子様。
 ちなみに、バンビの父が王たる所以は「長生きしていて、勇敢だから」
・動物対人間の構図

感想

正直子ども向けの映画なので、どこまで楽しんで見られるんだろうと思っていたのですが、終わってみるとけっこう楽しんで見ている自分がいました。
四季の移り変わりと成長がリンクして描かれていたり、愛する人(鹿?)との出会い、そして別れが描かれていたり、それらは一見とてもベタなのですが、でもベタだからこその力強さを持っているなと感じました。
この物語では、人間は悪として描かれており、動物目線に立つとやはりそうなってしまうだろうなと思います。

その他

浮かれ頭のシーンなどはけっこう笑える

吉田修一作品とのつながり

ちょっと今回もつながりを見つけるのは、なかなか難しかったです。
可愛さがある映画というのは、今までの映画(そして吉田修一作品)とは少し毛色が違いました。
 

以上で、「バンビ」については終わります。

次回も映画の紹介をしていきたいと思います。

それでは、読んでいただき、ありがとうございました。

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