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読書メモ『無駄な仕事が全部消える超効率ハック 』

-はじめに-

「Saas Biz職のインプットまとめ」と題して私の日頃のインプットを業務に活かせるレベルまで持っていくために自分の言葉でまとめていきます。
内容に関しては雑な部分も多いですが暖かく見守っていただけますと幸いでございます。

-今回読んだ本 タイトル 概要-

・タイトル
無駄な仕事が全部消える超効率ハック


・概要
仕事の”生産性”を向上させるためのノウハウが57種類まとめられた本
他のこの類のノウハウ本と比較して抽象度が高く、ロジカルシンキング系の本と比較してより具体的な活用シーンについて解説されている、ビジネス本の空白地帯にアプローチしている本(あくまで私の感想)
抽象的すぎず具体的すぎないことによって業務に取り入れやすいかつ多くのシーンで役立つ内容となっているのが魅力だと感じた。
「時間」「段取り」「コミュニケーション」「資料作成」「会議」「学び」「思考」「発想」の8項目に分かれて記載されている。

-この本を読んだ目的-


日頃の基本業務の生産性を向上させ更なる成果創出を産むこと。
主に資料作成や思考の生産性向上を目的としている。


-まとめ-


以下が私にとって生産性向上に役立つ内容であった。

・hack 01 受動的な時間→主体的な時間
一つ一つの仕事に対して当事者意識を持つことで充実した時間が過ごせると記載がある。
精神論に思える内容であるが、非常に重要な内容であると感じた。
自分が意思決定をして結果に自分が責任を持つ。そのような状況でないと工夫は生まれない。散々先輩から伝えていたただいていたことではあるが再度肝に銘じたい内容

・hack 26 ページの作り込み→全体の構成
ポイントは以下
a.資料を描き始める前に全体の構成を考えることで生産性高く資料作成できる
b.論理構成(結論とその根拠)を相手がわかりやすいストーリーに整理して設計することが重要である

・hack 47 答えを探す→問いを探す
ポイントは以下
いきなり結論に至ろうとすると問題がブレイクダウンされない状態でのものになる
そうなると打ち手がどの変数に対するアプローチなのか その変数はインパクトが大きいものなのか仮説がない状態で走ることとなってしまう。上手くいかなかった場合次の打ち手がなくなってしまう。
問いが「何を考えるべきか? 」の範囲を絞り混んでくれる。

「資料作成」「思考」の項目が今後も活用したい内容が豊富であった。
これらを早速実践で活用して成果を創出していきたい。

-個人的重要箇所pick-


①時間の生産性
・hack 01 受動的な時間→主体的な時間
一つ一つの仕事に対して当事者意識を持つことで充実した時間が過ごせると記載がある。
精神論に思える内容であるが、非常に重要な内容であると感じた。
自分が意思決定をして結果に自分が責任を持つ。そのような状況でないと工夫は生まれない。散々先輩から伝えていたただいていたことではあるが再度肝に銘じたい内容

・hack 04 悩む→決める
判断は早く行い次のアクションに集中せよとのこと。
アクションを取ることでその結果から全体方針の修正も進めやすい。
これまたよく言われる内容ではあるが中々できていないことが多い。

②段取りの生産性
・hack 12 情報を待つ→仮置きで動く
いわゆる仮説思考。
網羅的に考えるよりもアクションまでのスピードが向上する。
04とかなり似ている内容ではあるが、何度も書かれることは重要

③コミュニケーションの生産性
・hack18 説明する→質問する
適切な質問は相手の考えを明確にし、コミュニケーションをスムーズにする。とのこと。
これはセールスをやっていた時に重要だと感じたこととも重なる。
特に相手の思考のスイッチを入れる機能があると思う。
自分が説明を受けるときも質問をされる(この説明を聞いた上で何らかしらのアウトプットをしなければならない)と集中力が上がりしっかり聞くよな...

④資料作成の生産性
・hack 25 事実→示唆
判断に役立つための資料として必要なのは事実の羅列ではなく”示唆”
示唆を出すために必要なのは規模感、流れ、全体の構造、全体と部分の因果関係を捉えることが重要とのこと

・hack 26 ページの作り込み→全体の構成
ポイントは以下
a.資料を描き始める前に全体の構成を考えることで生産性高く資料作成できる
b.論理構成(結論とその根拠)を相手がわかりやすいストーリーに整理して設計することが重要である

・hack27 文章で書く→図を描く
ポイントは以下
情報の分類、情報の比較、全体の部分の構造、流れ(段取り)を伝える際には図解表現を利用することで伝わりやすくなる
情報の分類 情報の比較は以下のような表を活用するとわかりやすい


情報の分類・比較をする図


全体と部分の構造を伝える際は以下のような図を活用するとわかりやすい

全体と部分の構造を示す図

流れ(段取り)を伝える際には以下のような図を活用するとわかりやすい(題材が適当で申し訳ないです)

段取りを伝える図

⑤会議の生産性
・hack 36  結論→行動
ポイントは以下
会議は開催することではなく「その後に取られる行動」にこそ意味がある
そのため「NA」「役割分担」「期限」を決めることが重要である

⑥学びの生産性
・hack 37 インプット→アウトプット
ポイントは以下
インプットだけしても身につかない
得た知識は自分の言葉に置き換えて発信する or 実際に活用することが重要なのである

・hack 41 知識→経験
ポイントは以下
知っているだけでは何も産まない。その知識をもとに何かしらの行動を起こしてこそ意味がある
経験をする上で重要なことは致命的なリスクを事前に検討しておくこと

⑦思考の生産性
・hack 47 答えを探す→問いを探す
ポイントは以下
いきなり結論に至ろうとすると問題がブレイクダウンされない状態でのものになる
そうなると打ち手がどの変数に対するアプローチなのか その変数はインパクトが大きいものなのか仮説がない状態で走ることとなってしまう。上手くいかなかった場合次の打ち手がなくなってしまう。
問いが「何を考えるべきか? 」の範囲を絞り混んでくれる。

・hack 48 正解にこだわる→仮説で走る
ポイントは以下
仮説で走るべし
仮説は物事を見る視点を増やすこと・法則に着目することで立てる力が身に付く

・hack 49 思いつき→フレームワーク
ポイントは以下
考えるとっかかりになる、 思考の枠を絞り考えやすくなる、モレやダブりを防ぐことができる

⑧発想の生産性
・hack 52 結論を考える→前提を洗い出す
ポイントは以下
前提→推論→結論が基本の流れ
この前提を覆すことで違った考えを出す

・hack 53 具体的に考える→概念的に考える
ポイントは以下
具体→概念を引き出す(紙→包むもの 文字を描くもの)
概念から具体を引き出す(包むもの→封筒などなど)

・hack 54 論理→アナロジー
ポイントは以下
53とかなり近いが一つの経験を抽象化し他の場面で転用する
具体例(雑で申し訳ございません)
受験勉強で合格するために得点効率の良い教科に絞って勉強をする
→目標に向かう時は資源を有効活用するために効率の良い箇所に資源を集中させる
→ビジネスではROIの良い領域に集中して投資する

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