マイ・ラブ・ボン・ジョヴィ
おはようございます。栗山ゆかりです。
「好きな音楽は」と聞かれたら、必ず答える三大巨塔があります。
それは
・B’z
・ボン・ジョヴィ
・YUI
です。言う順番も、毎回これ。
上から順に好きとかじゃなくて、口にしたとき一番リズミカルだと思って。
試しに言ってみてください。
ビーズ、ボンジョヴィ、ユイ!!
言いやすいでしょう。
ねっ。
ただ、「ロックが好きなの?」と聞かれると、一瞬考えこみます。
もちろん好きっちゃ好きです。
でも、特にそのジャンルにこだわってるわけではないなあって思う。
私はただただ、このお三方が生み出す
歌詞、声、メロディ
のみっつが大っ好き!
歌詞から感じられる魂というか、人間味が特に大っっ好きです。
そんな不動のトップスリーの中、今回はボン・ジョヴィについてのお話を、ひとつ。
私はここ数年、某新聞の定期購読をしているのですが、ある日見つけた記事で、ボン・ジョヴィについて載っているのを見つけて、朝からそりゃあもう興奮しましたね。
二度寝寸前の疲労もぶっとんだよね。
しかも、最近のニュースとしてではなく。
当時その新聞でコラムを書いていた、ある元司会者の男性が、
40年近く前にお会いした、ボーカルのジョンの言葉を教えてくれたのです。
何そのレア情報!!
ありがとう小林さん。
当時20代のジョン。
ある番組で、彼はこう言ったそうです。
「若者はいろいろな夢を持っている。大人は『それは無理』とつぶしがちだが、『無理じゃない』と伝えるのがボン・ジョヴィ」
ぎゃああああああああ
何てかっこいいのおおお!!!!!
と、やかましく愛を叫びたいだけではありません。
この言葉を知って、真面目に抱いた感想もあるのです。
私は、驚きました。
あのアメリカですら、そういう事言ったりするんだ!
と。
というのも、私は、アメリカの人というのは一概に
・子供の頃から親やご近所さんのお手伝いをして、自分で稼ぐ事を覚えていき
・就活では「自分にはこういうことができます!アイキャンドゥー!!イェア!!」と、自分の魅力を最大限アピールするスピーチをして仕事を勝ち取り
・皆アメリカンドリームという名の大志を抱き、自ら事業にチャレンジすることを当たり前として、社会に飛び立っていく
・・・と、いう人ばかりと思っていました。
だから、ジョンが言った言葉に対して、はじめは不思議だったんです。
え、そういう事言う大人、アメリカにもいるの?、と。
そこで気づいた。
どうやら私は、「〇〇人は、日本人は」、と、勝手に線引きしていたようです。
確かに生い立ちや環境ってめちゃくちゃ大事で、「南米には陽気な人が多い」とか言われると信じちゃうんだけど。
でも、人が集まってコミュニティを築いたときのことを考えたら、
その場の全員が同じレベルで積極的で、全員がヒーローキャラってわけじゃないだろうなって思いました。
ハリーポッターのクラスメイトしかり。
グレイテストショーマンのメンバーしかり。
どの国だろうと、住んでいるのは同じ人間。
積極的な人もいれば控えめな人もいる。
夢をあきらめて大人になって、次の世代に「それは無理」とつい言ってしまう人もいる。
日本育ちの人との違いもあれば、同じとこもあるんだと。
私はまだまだ視野が狭かった。
もっと勉強しよう。
1980年代。
夢や目標を描いていても、表に出すのが苦手な人が、きっと世界中にいた。
そんな人たちの背中を優しく、でも力強く押してくれるバンドがいた。
彼らの音楽、人としての在り方をもって。
そして2020年代の今もなお、現役でその姿を貫いている。
うん。
やっぱりボン・ジョヴィは最高です!!!
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