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紙に書く「エア kintone 」がいい感じ。

2024年初noteです。
年明け早々、災害や痛ましい事故のニュースなどがあり、親しい人に直接の影響はなかったですが、それでも重苦しい気分に。
気づけば1月も3分の2が終わってしまいました。
共感しすぎて息苦しくならないように、それでも心を寄せながら、私は私にできることを今年も精いっぱいやっていこうと思います。


kintoneアプリの構想を考えるとき

食品製造会社で総務・経理事務などの傍ら、kintoneを触る仕事もしています。
会社で途中までアプリを作りかけた状態でその日の勤務を終えてしまった時や作りたいけど作業時間が取れなかったとき、また、帰宅途中や帰宅後にふっと新しいアイデアや修正案を思いついて形にしてみたいことってないですか。行き詰っていたところの解決策を休日にふと思いついてしまったり。
私の勤務先では一部を除き、会社環境外からはkintoneを触ることはできません。そこで、自宅ですぐにも試してみたい時、個人的にサイボウズさんのお試し環境を申し込んで、業務をイメージしながら、たたき台としてアプリを作ってみる、そんなことをよくさせてもらっています。

最近の変化

なのですが、最近、紙にフィールドを手書きで並べて書いてみて考えることが多くなりました。「このフィールドは文字列一行よりルックアップにしてこっちのデータも取得できるようにしよう」「ならルックアップ先の別アプリも要るよね」などいわば「エア kintone」という感じです。
紙とシャープペンと消しゴムがあればパソコンを開かなくても、kintoneが触れなくても紙の上にアプリができていく感じがするので面白いです。
さらにアクセス制限や通知設定についても一覧にして紙に書いたりもすることが増えました。
簡単に書き直したり追記したりできますし、いくつか異なるパターンがあるときに、複数のアプリを作ってみる前に、紙版のアプリを何枚か書いたうえでメリット、デメリットを一覧にして書き出して比較したりもします。
「Aパターンの方が現場で入力しやすいな、でも、報告会とかで共有するならBパターンの一覧の方が見やすいし、絞り込みもしやすいし・・・」「このフィールドのデータはこの部署だけ限定公開したいな」という風です。
アプリ化したい目的から、どの部分を最重視するかを考えるのにも役に立ちます。重要なところにはぐるぐる丸を付けたり、太字にしたり、吹き出しをつけてメモを書いたりします。

「kintoneCafé奈良」での経験

これってもしかして、12月に参加させてもらった「kinotneCafé奈良」の影響かも。

note「主催の中尾さんの開催記事」



そこでは、実際にパソコンなどではkintoneを触らずに、「フィールドステッカー」を模造紙に貼ってアプリづくりを進めていく、という手法を使いました。


「サイボウズ商店」で販売されている
アプリ構成を考えよう!貼ってはがせるkintoneフィールドステッカー

「kintoneの環境がなければ、パソコンがなければできない」と思い込んでいたアプリづくりが、「紙とエンピツ」でできる!
これは、大きな気づきだったかもしれません。
kintone SIGNPOST」にある「3-22 3つ以上のアイデア」や「3-23図に描く」などにも通じるかな、と思います。


「紙に書く」と よいこと

紙に書いたメモを基に会社で同僚や上司に説明したり、メンバー同士で意見を出し合ったりして活用しています。
実際にkintone上にアプリを構築していく際にも1つ1つ考えながらフィールドを置いていくよりもスムーズにできます。紙に書いていた時と異なったイメージになるときは、改めてヘルプページなどで知識の再確認をします。間違って覚えていたことやアップデートでの変更を見落としていた時などの気づきも得られます。

もちろん、実際のkintone上でしか確認できないこともあるので、ある程度の段階からはkintone環境で作業する必要はありますが、思考の整理をする、という意味でも「紙に書く」というのはとても有効な手法だと思います。
作りかけたものから紙に書き出して検討するという方法もありますね。
一人の思考なので紙に書いていますが、グループワークや共同作業の場面では「フィールドステッカー」があると役に立ちそうでおススメです。(私は未購入なのですが)
(ここまで書いて、「サイボウズ商店」の商品紹介を読んだら、全部書いてありました。。。ああ)

紙に書きだすことで安心して忘れられます。夕食後に考えたりしたときは寝る前に書き出しておけば、頭を空っぽにできます。お風呂に入る前に書き出しておけば、お風呂ではリラ~ックス(のはずなんだけど、また違うことを考え始めて、そのうち居眠りしちゃう。危ない危ない)

今年のkintoneでの「目標」

今年はシンプルでいいので、社員の方に「おかげで便利になった」って言われるようなアプリを作りたい。
あと、「あ、kintoneってこんなことにも使えるんだ!」って気づいてもらえるきっかけになるアプリまたはその運用がひとつでもできたらいいな。

ということで、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

おまけ

・kintoneCafé奈良からの帰り、乗り換え3分の大阪駅で乗り遅れ、次の列車待ちの間にトイレに貴重品一式の入ったバッグを置き忘れ大慌て!!
色々あったけどなんとか回収できました、ヨカッタ
・その後は全席指定の特急列車に空席がなく3時間、デッキに立ち乗りして帰りました。ちゃんと大阪駅の駅員さんにも列車の車掌さんにもOKもらいました。ツカレタ
・地元ではJR一択なので、世の中には私鉄というものあるということを忘れていた。近鉄使えば便利だったのかな。




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