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04.長女として密かに背負っていたもの

三人兄弟の一番上、長女。


こないだ親もいた場所で兄妹で話になり

妹と弟は
「なんだかんだ真ん中でよかったー」
「一番下って結局楽だったー」

なんて言い合っていて。


もちろん親もそう聞いて嫌な思いをするはずないので
私も流れに合わせて
「一番上も良かったよ」なんて言ってみたけど


どうにも、嘘っぽい、上辺っぽい言い方になってしまい
私だけがその後ずっとモヤモヤしてしまった。



長女ってそんなによかったっけ?



私が人生で初めて経験していくことは
親が親として初めて経験することだ


そのために、とても親が気にかけてくれたし
注目を浴びたけれど
それを"嬉しい"とだけ感じていたかというと
そうではなかった気がする

もちろん親に悪気はないので
もう今更それを悪意にとったり
不満を言うことはしないけど、
(そう思えるまでに随分時間もかかったけれど)


私が無意識に抱えていた
長女として背負ってきたものは
もうこのタイミングで少しずつ
降ろしておきたいなと思った。


・親が嫌がりそうなことはやってはいけない
・少々嫌なことを言われても平気なふりをしないといけない
・満足してないといけない
・妹よりちゃんとしてないといけない
・かわいそうだと思われてはいけない
・わかっているようなふりをしないといけない
・身の丈を知らないといけない

なんかこう書くと親がかなり厳しそうなイメージだけど、
全くそんなことはなく
周りからみると羨ましがられるくらい
仲のいい家族だったと思う。


でも、どうしても心にこれらの縛りが
存在していて、いまもまだその縛りが
うっすら発動しているように感じる。



この記事は自分の浄化のために書いてみました。

例えば、何か嫌なものや怖いものを
グッと掴んで握っていると
時間が経つとなにを掴んでいるのかはあまり覚えてなくて、でもここに怖いものがある感覚だけが残ってしまう。

でも今こうやってパッと開いて握っていたものを見てみると、
今はもう思っていたより怖いものじゃなかったりする。

パッパと手を払って手放してしまおう。









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