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失敗だらけから学ぶ話。

「私、どうやってもパソコンとか苦手で操作に慣れないんですよねぇ……」

以前仕事をしていた時に歳上の女性が言った一言である。
これは別の日に私の家族も似たような言葉を言った。

「QRコードの決済をやりたいけどやり方がわからない。」

最近どちらの件で思ったのは『どれだけ丁寧に説明しても理解はされない』と言うことだった。
私の説明で理解されない未熟な部分があるので反省すべき点なんだけど、既に苦手意識と1回で使いこなそうとしているので結果説明を半分にしか理解して貰えずに「できない」からの苦手の悪化につながっていた。

細かいマニュアルを作ったとしても、何度同じ説明をする、手助けをしても、お互いが無駄に疲れてしまう。後に苛立ちだったり仕事や環境に悪影響が出ることが本当に多い。

特に昨今はセルフレジやファミリーレストランのタッチパネル式の注文で、使えずに店員を呼ぶという店員の作業量軽減でやってるのに結果増えているんじゃない?と以前ファミレスで思った。

なぜ冒頭の慣れないと思うのか。
最近思ったのは「失敗したらどうしよう」と
「切羽詰まっていないから出来ないのでは?」と考えた。

特に後者で思ったのは銀行のATMだ。
ATMだって機械操作だ。しかしご高齢の人も入出金をしている。
これはお金を出金しないと生活ができないからだ。
生活するために必死でATM操作を覚えたんじゃないか?と考えた。

私も数年前に「Illustrator覚えたいわ〜(ハナホジ」と言っていた。
当時は切羽詰まっていなかったからソフトはあれど、使いこなせなかった。

しかし今はそこそこ使うようになった。
理由を考察してみれば『必要に迫られたから』だ。
同じ理由で、エクセルもパワーポイントも使えるようになったのだ。

もしかしたら切羽詰まるきっかけを与えたらこの人たちは苦手意識はなくなるのだろうか……という疑問を持ちながら仕事をしていた。

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