長男の事

今日は予定通り第三子誕生予定日。
長男次男の時は違い事前に入院日を決めていた。
何となく朝から少しソワソワしながら準備、子供たちもいつもより1時間近く早く起きてきた。

妻はただ粛々と準備を進めていざ出発となった時に、さっきまで明るく振る舞っていた長男が放心状態となった。
こちらも何が起きたか分からず色々と話を聞いてみた所、お母さんが5日ほどいなくなるという事に急激な寂しさが襲ったようだ。

妻が家を不在にするなんて事は過去もあったしその時は「何で今回に限って?」とも思ったが、三男を受け入れる心の準備を一生懸命してくれてた中で母親がふと居なくなる事、それはつまり母親に甘えれない事なのではという事が頭をよぎり溢れ出た感情だったのでは思う。

繊細で人への気遣いが出来る長男らしい反応であり、なかば強引にそのような長男を学校まで連れて行ってしまった自分の行動、彼はお兄ちゃんとはいえまだ7歳、配慮に欠けていたなと反省した。

長男はよく性格が私に激似だと妻に言われる、とにかく周りを気にして行動していると。
ただそれは自分の場合は40年近くの人生、もっと言えばサラリーマン生活で培った所謂「上からプレッシャー、下からの突き上げ」を経てアウトプットされた形であって、7歳の時はもうちょっと子供らしく自己主張していた思う。

一方で彼は自分の7歳の時とは比べ物にならないほどの「人生何度やってるんですか?」っていうくらい心が寛容であり、人への慈しみに満ちていると強く思う。これは持って生まれるもの、天賦の才。
だから自分は彼がきっと豊かの人生を歩む事を信じて疑わない。

父ちゃんはいつだって味方だ、でもまだまだ人間としては未熟だ。だから色々と教えてくれな。いつも優しさをありがとう。

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