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対面の6年生を送る会で感じた素敵な時間とは?

心に残る6年生を送る会

みなさんが子どものころ通っていた学校では、
【6年生を送る会】は、ありましたか?

 この会を何歳になっても覚えているという方も少なくありません。

 それほどまでに心に残るイベントなのだと思います。

きっと
お子さんが通っている小学校にも
6年生を送る会はあるのではないでしょうか。

 この6年生を送る会、
新型 コロナウイルスが猛威を振るっていた頃は、
 テレビ放送で行っていました。

 全校の子どもたちが集まるのは、リスクが大きすぎました。

各学年の出し物は、
 事前にビデオ撮影され、
 それを 全校同時に見るというものでした。

それはそれで、子ども達は、
思いを届けようと、思いを受け取ろうとする
素敵な時間だったことを覚えています。

 私が 勤めている学校では、先日
約5年ぶりに、対面での 6年生を送る会を開くことができました。

 今の6年生にとっては、
1年生の時に見た以来の「対面での 6年生を送る会」になります。

 他の学年の児童は、全く 体験したことのない会となりました。

結論から言うと、
 本当に素敵な会で、6年生の子はもちろん、下級生にとっても
有意義な時間に なったと感じています。 

対面の良さ

やっぱり
顔と顔を合わせて、
一緒に何かを取り組むというのは とても価値があることだと思いました。

 6年生を送る会では、
1から4年生の中にも、涙を流しながら
別れを惜しむ 子どももいました。
(まだ、卒業しませんが(笑))

 また、目の前で反応がすぐ返ってくるため、
 出し物をしている学年も、やりがいを感じているようでした。

 さらに、
  楽しい雰囲気や ピンとした空気感を味わうという面でも
とてもいい時間
となりました。

背中で見せる最高学年

今のこの学年の子どもたちは、
上級生の背中を見る機会が少ない学年でした。

にもかかわらず、
 新型 コロナウイルス感染症の 位置付けが 5類になってからは
 全校の前に立ち、 背中を見せないといけない立場になりました。

 とても頑張りが必要だったと思います。

下級生は、 そういった 上級生の背中を見ながら、
憧れにして、目指したり、
反面教師にしたり(笑)して
大きくなっていくのだと思いました。

 先輩の背中って偉大ですよね。

実物(本物)を見る大切さ

今回の6年生を送る会に関わらず、

 直接 色々なものに関わったり(体験・経験)、
 実物に触れたり、
 実際に見たりすることはとても重要です。

身近な例を挙げると、
・自然の中で 動植物に触れる。
・美術館や 博物館で本物の作品や 展示品を見る。
・プロのスポーツ選手の試合を生で観戦する。
・テレビは本で見た 実際の場所に行ってみる。
・ 憧れの人に会う。(芸能人など)

こういう経験は
価値観を広げ 人間性を学ぶ機会になったり、

好奇心や知識
創造性が育まれます。

また
直感力や
想像力を養うこともできるでしょう。

本だけでは分からない、
 画面越しでは分からないものが、
 こういう経験では得られます。

 学校では、今後も
子どもたちが 対面で触れ合える 機会を増やしながら
子どもが健やかに伸びていく環境を作りたいと強く思いました。

また、 家庭では
実物(本物)に触れる機会をたくさん作りたいと思っています。



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