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チョコレートができるまで②第1次加工

おはようございますBonjour(ボンジュール)

こんにちはbonjour(ボンジュール)

こんばんはBonsoir(ボンソワール)

パティシエのねねとです☺️

 前回は、チョコレートの生産地工程(カカオ豆の生産地での工程)についてでした。

 今回の第1次加工からは、日本で行われる加工(工程)です。


第1次加工では、
① 豆の選別
② 焙焼
③ 破砕
④ ニブの混合
⑤ 磨潰(すりつぶ(し))と仕上げ
のような順序で行われる。

第1次加工の手順

①豆の選別
 未発酵豆、石、金属、塵(ちり)、破砕豆、くず豆などを取り除く。

 大粒のカカオ豆は、完熟豆でよいチョコレートになるが、小粒の豆は未熟豆が多いので発酵が悪く、酸味や収斂味(しゅうれんみ)を起こす原因になってしまう。

②焙焼
 焙焼することによって、豆の皮の分離がよくなり、発酵で付加された利点が一層よくなる。

 これは、
①水分が1%以下に減少する。
② 酢酸が揮発し、酸味が少なくなる。
③ タンニンが酸化して、苦味が減少するので、甘味がよく感じられるようになる。
④ チョコレートの風味が生まれる。
⑤ でんぷんがα化して可溶性になる。
⑥ 糖とアミノ酸の化合物は、メラノイジ化合物となり褐変化する。

というような変化が、カカオ豆に起こるためである。

③破砕(はさい)と風簸(ふうひ)
 焙焼後、ただちに冷却し、破砕して、シェル(皮)、ニブ(胚乳)、ジャーム(胚芽)に分けられる。
 ジャームは、たんぱく質、無窒素抽出物が多く、かたくて粉になりにくいので必ず除去される。
 シェルは粉になりやすいが、炭水化物と粗繊維から成っているので、やはり取り除かれている。

カカオ豆の一般成分

④ニブの混合
 ニブにはココアバターが多く含まれ、特有の芳香があり、常温ではかたい固体をしている。
 このカカオニブを混合するわけだが、1種類ではよいチョコレートにならないので、3〜5種類混合する。
アフリカ産の豆をベースに南米や中南米産のものを少量加えて混合する場合が多い。

⑤磨潰と仕上げ
 カカオニブは融点が34〜36℃、凝固点26℃前後で、酸敗しにくい特性を持っている。
 カカオミルやロールミルでは、ココアバターが多いために、融点以上に温度が上がると、ペースト状になってしまう。
 このとき品温55℃以上にすると風味を悪くするので注意されている。

 ココアバター以外の成分は、微粒子になってココアバターに分散しているが、これらの粒子を細かくするほど、粘度が高くて、よいカカオマスになる。

フランス

おやすみなさいをフランスで
Bonne nuit(ボンニュイ)でした☺️

では、「さようなら」をフランス後に
翻訳すると…

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Au revoir(オルヴォワール)です☺️

では、また(*^^*)

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