遺伝子プロファイルと筋力トレーニングのプログラムデザインの考え方
今回は主にαアクチニンとACEの2つの遺伝子と筋力トレーニングのプログラムデザインの考え方について私の考えている理論を記していこうと思います。
一般的に、筋力と筋肉量は遺伝性の表現型であり、遺伝率の範囲は筋力14〜80%、筋肉量20〜85%であると言われています。
特に多くの方が、色々なトレーニング・プログラムや種目を真似して行っても他の人やYouTuberの様な反応を得られないことを経験したのではないでしょうか?
これで、情報提供側が間違っていると思うのは時期早々ではないかと個人的に思います。
何故ならば、トレーニングのレスポンスには遺伝子型も影響します。
私自身、遺伝子検査を行いました。その理由が、恐らく私は他の人よりも筋肉痛を感じやすい?体質ではないのかなと…。
沢山のボリュームを一日に行うと、筋肉痛と筋力低下を自覚します。本当に自分には数多くのセット数が必要なのか?高レップ高セットが必要なのか?という疑問で悶々としていました。RPE法でボリューム管理をすることで自分のオーバートレーニング閾値を数値化することができて、今はこの総重量を超えるとこの程度の筋肉痛や疲労がでると予測できるようになりました。それを高頻度で分散させる方法が自分には合っている?と勝手に思い込んでいます。
私は凡事ですので、世界と戦えるポテンシャルはありません。ですが、より自分を成長させたいという気持ちは常にあります。そのためには、筋肉痛の管理だけではなく、トレーニングレスポンスを更に適合させるにはαアクチニンとACE遺伝子型を知るしかないのかなと感じました。
今回、遺伝子型と筋力トレーニングについてリサーチを行い、これまでの知見と遺伝子型情報を統合すると面白い発見がありました。
是非、ご一読いただき、日々のトレーニングや知見に応用して頂ければと思います。
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▶αアクチニン遺伝子
まずは今回ご紹介する遺伝子型の基本情報から記していきます。
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