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ベンチプレスの特定領域で広背筋の弾性収縮力を利用するJ型バーベル軌道


ベンチプレスにおいて「広背筋」の収縮はいくつかの理由で非常に重要となります。

一般的に認知されている「広背筋」をベンチプレスで使用する目的が

●肩甲骨の下制
●アーチの高さ保持

であると思います。
そのため、良くベンチプレスにおける「広背筋」の使用方法に関しては常に収縮させる方法が知られています。

今回は、解剖学(生理学)的と実際に本記事で説明する「広背筋」の収縮を利用しているパワーリフターのバーベル軌道分析について紹介したいと思います。

今回の記事では“どちらの方が”優れているか?という内容ではなく、それぞれの特徴や利点を明記し、各自で自身のベンチプレスへ取り入れて頂ければと思います。

ご紹介する広背筋の収縮方法を利用することで、より第1スティッキング領域の突破に有効に働く可能性があります。(ただ、ベンチプレスのフォームの型によっては利用しにくい条件となる場合もあります。)


ベンチプレスで広背筋を使う方法は2種類


試合形式のベンチプレスのフォームにおいて

▶丁寧にバーベルを止める(殆どこのタイプ)リフターと、
▶挙上に弾性収縮力/伸張反射を使うタイプのリフター(超少数)
がいます。


まずは

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