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【疫学】パワーリフティング・パラパワーリフティングの怪我の発生頻度・状況などをまとめた最新レビュー論文紹介


全てのスポーツに関して、最も避けなければならないのは「怪我」です。

この「怪我」には急性発症のものと、慢性発症のものがあります。

急性発症とは前触れなく生じた「怪我」です。スポーツで例えるならば、ジャンプの着地で前十字靭帯を断裂してしまうような怪我は急性発症と言えます。

一方で慢性発症とは、長期間の練習によるストレスで起こる疲労骨折や関節炎などが含まれます。

「怪我」の発生を未然に防ぐためには、パワーリフティング・パラパワーリフティングにおいてどの様な怪我が多く、どの箇所の頻度が高いかなど把握し、事前に予防策を練ることは重要です。

特にパワーリフティングにおいてはベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目を行うため、より詳細な疫学情報が必要になります。

今回は、パワーリフティングとパラパワーリフティンにおけるベンチプレス、スクワット、デッドリフトの3種目に関連した「怪我」の発生に関わる疫学情報を端的にご紹介していきます。

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1.怪我の定義

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