パンジービオラさんの育苗実験をしたよ
今年の1月からパンジービオラさんの土の実験をひっそりやっておりました。
実験① オリジナルブレンドとメーカーの育苗用の土、どちらが育苗初期によい?
オリジナル培養土→赤玉土4⁺スーパーミックスA1⁺元肥
育苗用の土→タキイ育苗培土
結果
左:タキイ育苗培土 右:オリジナル培養土
結果は明らか!
タキイ育苗培土のほうがモリモリ成長してくれました。^^
水はけに魂を売った人間からすると、意外な結果でした。笑
育苗初期に必要な肥料のバランスと保肥力が抜群という結果になりました。
来年はポット上げはタキイ育苗培土を使おうと思います。^^
餅は餅屋ですね!
実験②置き肥をするとしないとで成長に違いはある?
「植物の育苗初期には必要肥料を切らさないことが重要」と本で読み、水やりのたびに肥料が溶けだす置き肥をすると生育がよくなるのかな?と思い、比較実験をしました。
使った置き肥は、1ヶ月という短い期間に効くIB化成。
使ったものは長く効かずに水やりのたびに溶け出すタイプのもので、だらだらと肥料が与えられ続ける状態になります。使った置き肥の比率はN-P-K=10-15-10 + マグネシウム1.5です。
結果
左:IB化成あり 右:IB化成なし
えっ!!
これまた意外な結果になりました。
IB化成がないほうが生育が良かったんです。
使った土は赤玉土4⁺スーパーミックスA1⁺元肥です。
追肥の液肥はあげていません。
育苗初期には元肥だけで十分っぽいです。^^
ちなみに使った元肥はペンタガーデンPROタブレットです。
実験③育苗初期の液肥はリン酸多め・カリウム多めどちらよい?
育苗初期の追肥には根っこを肥やすためにカリウム(根肥え)多めの肥料が良いといつか本で読んで実践していましたが、実際本当にそうなのか、比較実験してみました。
ひとつはハイポネックス微粉(N-P-K=6.5-6-19)のカリウム多め、もうひとつはハイポネックス原液(N-P-K=6-10-5)リン酸多め。
結果
左:カリウム多め 右:リン酸多め
見た感じはそこまで大きな違いはないような…。
根っこを見てみます。
うん。変わらない!
ということで、どっちでもオッケーということが分かりました。^^
ただ、カリウムは暑さへの対抗性が高まるので、暑い夏はカリウム多めを使って、それ以外の季節はどちらでもいいのかもしれません。
今年も8月に種をまく予定です。今から楽しみです。^^
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