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ソースプリンシプルにまつわる著者ステファン・メルケルバッハのセミナーに行ってきました。

はじめに

昨年7月頃から仲間と読み進めてきたソースプリンシプルについて書かれた世界で初めて書籍『A little red book about source: Liberating management and living life with source principles』著者のステファン・メルケルバッハが初来日されるということだったので、ぜひ本人に直接会って肌で感じたい!と思い、年始早々、セミナーに行ってきました。

素晴らしいイラスト♪みなさんかわいい♪

少し写真を紹介

主催は、ソースプリンシプルにまつわる2冊目の英書である『Work with Source: Realize big ideas, organize for emergence and work artfully with money』を翻訳し、昨年10月に出版した令三社のコアメンバーである青野英明さんと嘉村賢州さんです。

今回の企画を実現させるイニシアチブのソースである青野英明さん
書籍『ティール組織』の解説者でもある嘉村賢州さん
今回のメインガイドであるステファンと、いつも感動する通訳を届けてくださるYumiさん
ステファン、Yumiさんの後ろに見えるグラレコ、リアルタイムで作っていけるのがすごいなぁ

セミナーの時間はトータル約4時間で、そのうち1時間がQ &Aでした。そのまま解釈を挟まずに受けとることを重視していたので、メモ書きは振り返ると15ページになっていました!そこで得た学びについては追って書きたいと思います。

私の感じたステファンの人柄・印象的だったこと

取り急ぎとして、特に印象的だったステファンのお人柄などについて書きます。

あたたかくて大きなエネルギーを感じる人でした(実際、ユーモアたっぷり)

奥様とニコイチ感を感じるのが素敵でした。(奥様も前に出て座っていたので感じることができました。何かを話す役割があったわけではなかったのですが、そこに居ることがごく自然なことに感じられた。)

・彼がソースプリンシプルと初めて出会ったのは、バーンアウトし、立ち上げた学校のイニシアチブをやめてから約4年後でした。その体験は彼にとって大きな痛みだったこともあり、ソースプリンシプル提唱者のピーターカーニックからソースのレンズを用いた出来事の解釈及び次回アクションのアイデアについて伝えてもらっても、最初は受け入れることができなかったそうです。でも、心の中ではピーターの言うことがその通りだ、と分かっていたが受け入れるまで約2年かかった。というようなことを正直に等身大で語っている姿が印象的でした。脱力された、自然な佇まいに感じました。

・Q &Aの時に、相手の状態に合わせた仮説の提示的フィードバック&一笑いについながるユーモア&問われた質問に端的に答えるといった順番、配分が素晴らしかったです。

・私の不手際で、ステファンの原著の英語版ではなく、全く分からないフランス語版を購入してしまったんだよ〜と笑いながら伝えた話題の1つとして気軽に話していたところ、「ちょうどよかった!持っているからプレゼントするよ!」と言ってわざわざバッグに入っていた英語版を探し出して、プレゼントしてくれたんですね。その一連のスムーズかつ、あたたかいやりとりに深く感じ入りましたし、私もそのようなさわやかにプレゼント・奉仕したいなと感じました。

左がフランス語版(最初に出たもの)、右が英語版でステファンに頂いたもの

さいごに

今回、ステファン、そして奥様とも直接お話できて本当に良かったです。お2人が鋭意翻訳中の日本語版が出る前に、英語版も改めて精読していきたいと思っています。著者の声を聴いたことがあるかどうかだと、私の場合は入ってき方が違いますので、その意味でも再読が楽しみです。

なんと!今年の10月にはステファンの再来日が決まっているようですので、新しく興味を持った方は、ぜひ青野さん、賢州さんのTwitterをフォローしておくことをオススメします。(久しぶりに見たらソースプリンシプルのエッセンスがたくさん投稿されています♪)

・青野さんのTwitter
https://twitter.com/hideaki_aono

・賢州さんのTwitter
https://twitter.com/kamucome

今回に関連してオススメ記事も紹介します。

今回主催のお2人とともにソース原理を日本で広げる活動を進め、探求を続けている但馬さんが問いかける形でソースプリンシプルに関するテーマを掘り下げていくシリーズがあります。ぜひ読んでみてくださいね。

今回の来日について語っているショートな記事

2023年10月に初めて日本語で出版されたソースプリンシプルにまつわる書籍「すべては1人から始まる」翻訳者の2人が語る、出版後の反響やティール組織との接地点について語られています♪


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