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以前、映画『恋に落ちたシェイクスピア』を観て思ったこと

はじめに

普段、映画を見る習慣はないのですが、去る2019年の春から秋にかけて人生初?の映画ブームがきました。

その時はとにかくイギリスにまつわる映画を見たいと思っていたのですが、あまりに土地勘がなかったのでネットで検索したり、こういう本を読んでみたりして、リストアップしていきました。

そんな中、イギリスと言えばシェイクスピア → シェイクスピアといえば、「恋に落ちたシェイクスピア」!ということで(どういうことで!?w)、この映画を観た時の当時の感想を記事してみます。

感想

感想としては、ドキドキするまさに「恋」がテーマの映画だなぁってこと。
 
「恋も夢も共通点は、私たちをおバカさんにしてくれて、おバカさんだからこそ今までの自分の枠を越えたチャレンジをすることができる。
 
そして、そのチャレンジをするからこそ、結果として成長してしまう。」
 
そんなことを教えてくれた人がいたのですが、まさにそうだなぁと。
 
私は学生時代、感情の起伏が激しい方だったのですが、感情に振り回されて苦しい時に「なんで感情というものがあるのだろう」と考えてみたんです。
 
そしたら、平常時とプラスやマイナスに大きく触れた時のギャップがあるからこそ、そのギャップを埋めようとするエネルギーからアートが生まれてるんじゃないかって思えたんです。

ということは、感情の動き、感動は、アートを生み出すためにもあるんじゃないかって思ったんですよ。そういう意味では、表現されない感情ってもったいないなぁとも思うのです。
 
この映画は、まさに感情の高ぶりが、そのまま作品へと昇華されていくプロセスが表現されていたなぁと感じました。
 
これは教わったことであり、自分の経験からもそうだよなぁと感じることなのですが、恋も夢も最初のうちは、マリオのスター状態みたいに自動的に感情の高揚と行動をサポートしてくれます。言い換えれば他力が働いている状態。

ですが、途中からは自力を尽くしていかなければなりません。自ら気持ちを行動に移す筋力・習慣化ができているか

自動的に分泌されるホルモンが弱くなってから、積み重ねていく行動が「愛」を育てていく。
 
最初の2割の快楽が、後半の自力を支えていく。
 
そんなイメージなのかな。 
 
そういう意味でもこの映画は短く燃え上がる
「恋」だったわけだけども、
 
矢印がお互いを向いている「恋」というだけではなく、同じ方向を向いているパートナーシップに思えたのは、一緒にお芝居をやっていったからなんだろうなぁ。
 
共通の趣味があるパートナーはうまくいきやすいっていいますし。
 
あ、あと映画を観て気づけたのは、例えば会話の途中に詩の引用が出てくるような、そんな会話が好きだなぁってこと。
 
知性、品性、そういうキーワードもいいなぁ。
 
詩のような、作品のような人生を生きたいものです。

さいごに

最後に映画館で映画を観たのはいつだったかな?という問いが浮かびました。そうだ!「竜とそばかすの姫」だ!と思ったのですが、それでも2021年ということで3年前なのですね〜〜〜

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