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働き方を学ぶキャッシュフローゲーム

キャッシュフローゲーム

昨日はあの悪名高い(笑、キャッシュフローゲームで、これからの時代、働き方、稼ぎ方、を学びました。

友人が会を主催して下さり、ミニセミナーを持たせていただき、発信をすることでとても大きな学びを得ました。

感謝です。

木曜会

毎週木曜20:00から約1時間開催されるIKIGAI2050主催の木曜会。「ワクワクからはじめる資産形成」をテーマに、前半約20分は参加者全員が共通言語を得るためのミニ講座。後半40分はそれぞれの意見交換。傾聴と発信で「お金の学び」「稼ぐとは」「働くとは」、お金だけでなく、仕事や未来についてそれぞれの考えを深めるオンラインセッションです。

時代背景

ポイントは3つ。人口動態と社会構造と貨幣経済。

人口動態

日本の人口が大きく増えた時期が2回あります。一つは安土桃山時代から江戸時代。それまで1000万人くらいだった人口が3000万人まで。約3倍に増えました。理由は耕作地が増えたことです。

もちろん縄文から弥生にかけて稲作が普及した時期とか、奈良時代の墾田永年私財法が制定された後とか、いろいろありますが、基本は食料の増産です。

もちろん明治維新から21世紀初頭までも、資本主義、貨幣経済の発達にともない、日本の人口は約3000万人からたった100年で1億2千万人と4倍に膨れ上がりました。

ただ過去の人口増大期と違うのは、ここから100年で半減するかも?という人口急減期を迎えるのです。

社会構造

もう一つのテーマは社会構造。皆さん、Society 5.0という言葉をご存知ですか?

国の政策として、経団連という大企業の集まりの方針として、Society5.0とSDGsがセットで推し進められてきています。

このSociety5.0とは狩猟・採集の時代を1.0、農耕・牧畜の時代を2.0、産業革命を3.0、IT革命(インターネットの普及)を4.0、その次の時代を5.0と定義づけています。

Society3.0までは世界がつながり、人口も増え、大量生産・大量消費でしたが、徐々にプラネタリー・バウンダリー(地球資源の限界)ということに気が付き始めました。それは大雑把に言えばインターネットが世に知られる直前、1990年代の初め頃です。

Society4.0

Society 4.0はインターネットの普及。今、まさに頂点かもしれません。インターネットが普及する前、多くの情報は「紙」で伝えられていました。グーテンベルクが活版印刷を発明し、日本では版木で、同じ情報を紙に載せて多くの人に届ける。これがオンラインになって瞬時に世界中へ。

そこに決済(お金の支払いと受け取り)が乗りました。

あとは宅急便の普及。

その結果は皆さんのご存知のとおり。

商店街やショッピングモールはアマゾンや楽天に、同時に新しい仕事がうまれました。Webデザイナー、SEOコンサル、SNSコンサル、、、。

Uberもその枠に入りますね。

お金の変化

あたらしい仕事がうまれたと同時に忘れていけないのが「お金の変化」。Society3.0までは金利がついていました。お金を借りるには金利がついて回り、利息つけて返済。中央銀行は金利をコントロールすることで世の中に流れるお金の量を管理し、経済の行き過ぎを調整していました。

でもSociety4.0では金利はほぼありません。銀行に預けてもお金はもらえません。

このことは、超大金持ちが生まれやすくなり、中産階級はどっちかに押しやられている、、、というのが現状でしょう。

働き方改革/稼ぎ方改革

私たちは、Society 4.0から5.0への移行期にいます。5.0の絵は政府や経団連が描いていますが、あくまで大きな方向性でしかありません。

私たち一人一人の生活をどうしていくのか?

物価は上がり、賃金は下がる

出展:厚生労働省「毎月勤労統計」:総務省「消費者物価指数」

貨幣の供給量を増やせば、貨幣価値は下がり、同じ100円でも買える量は減ります。

企業としては少子化に向けて、少人数で運営できるように。雇用を増やすよりも設備(機械・ロボット・ソフトウエアなど)に投資をしていくでしょう。

そして雇用も調整がしやすい、期間工、派遣社員に重点。

それが経営側の目線です。

だったら私たちは

だったら私たちはどうしたらいいのか?それが働き方改革/稼ぎ方改革の本質です。

そもそも「働く」ということは?「稼ぐ」ということは?

キャッシュフローゲームの中では3つの稼ぎ方がでてきます。

給与所得、事業所得、財産所得。全て、中学3年の公民の授業に出てきて高校入試の出題範囲です。

それよりも大切なことは人生設計。

誰とどんな人生を過ごしたいか?

どんな仕事をすればよいのか?

仕事とは必ずしも「稼ぐ」ことばかりではありません。

では「稼ぎ」はどうするのか?

そういったことを考えたり、発言したりするのが木曜会であり、私たちの主催するキャッシュフローゲーム会です。

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