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小さな会社の儲け方1 #17

規模が大きければイイ会社で、小さな会社が良くないと区別する時代ではなくなりました。

だったらこれから小さな会社はどこを目指して経営するのが良いでしょうか? 

小さな会社が最高の理由

私は小さな会社を経営しています。コロナが蔓延して世の中が大変になりかけた時には、家賃や人件費などの出費が少ない小さな会社で本当に良かったと実感しました。

私が経営する会社は従業員は3名で、新卒で採用して11年間働いてくれている社員が2名、コロナ前に求人サイト経由で採用したパートさん1名の小さな会社です。

私が社長で妻が取締役の吹けば飛ぶような、イヤ吹かなくても、あくびするだけで吸い込まれそうなくらい小さな会社です。

零細企業だけど大企業より居心地の良い会社を目指す

そんな私も10年くらい前は従業員を増やしてもっと会社を大きくして、対外的に見映えを良くしたいと背伸びをしていたこともありました。大学や専門学校を訪問して学生の採用を積極的にやっていました。

社長としての私は人間性が未熟で性格も穏やかはなく、見栄と欲が強く、人を育てることが苦手でした。せっかく採用しても1〜2年で辞められてしまうことを繰り返していました。

従業員を採用すれば給料や社会保険等を出費します。それ相当の経費です。支払った人件費は最低でも5〜6年働いてもらわないと回収できない計算です。

従業員は辞められてしまえばゼロ

だから従業員に途中で辞められると、それまでの人件費はドブに捨てたようなものです。そう考えると多少仕事なんてできなくても、1年でも長く働いてもらった方が良い。

いないより、コマ使いでも良いからいてもらった方がマシだ。少しでも長くいてもらった方が良い。そう考えるようになりました。

やがて採用した従業員を辞めさせたくないと思うようになりました。零細企業でありながら、大企業以上に居心地の良い会社にすることを目指すという大それたことに着手することになりました。

その考えを行動に移していく中で、会社経営には3つの原則があり、どうしても避けて通れないことに気づきました。私この会社経営の3原則から始めることにしました。

その3原則とはヒトモノカネ(人・物・金)で経営は成り立つことを学び実践することにしたのです。

商売や経営に大切な3原則とは

会社経営にはヒト・モノ・カネが大切という言葉をよく耳にします。人・物・金の3つが揃ってはじめて経営が成り立つということを最近知りました。

これは私流の解釈ですが、会社を創業した時にいきなり人・物・金の3つが全て揃うことはありません。

それを揃えるためにどうするかが重要でした。

会社経営の3原則の本当の意味

その意味とは、最初に人を育て、次に育った人が物を作り、最後に物を売ってお金にするという流れです。

つまり、どんなにお金があっても、人がいなかったり、育てなければ、物は作れないので、金にならない。つまりヒトモノカネの順番を間違えては、商売や会社経営は成り立たないのです。

今回はここまでです。

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