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私の便利帳

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私が影響を受けた、クリエイターさんのノートを、集めたマガジンです。どれも大切なのでまとめておきたくて作成しました。
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2018年11月の記事一覧

肩書きのない私が、これから大切にしたい軸 〜趣味以上、仕事未満の学び〜

「個の時代」「フリーランス」「複業」「パラレルキャリア」といった言葉が溢れている今日この頃。 次の十年、自分はどうやって身を立てたら良いんだろう?なんて、悩んでいる人は多いのではないか。 わたしもそんな人間の一人だ。 直近二年の間に「会社員」「会社員 × 複業」「フリーランス」の三つの働き方を経験しながら、「これからの働き方」や「自分のあり方」についてずっとずっと考えてきた。 その中で、特にわたしを悩ませてきたのは 自分にどんな肩書きをつける? という問題だ。

何者かにならなきゃ症候群

何者かにならなきゃいけないと思い込んでる若者たちを一つの壺に放り込んで共食いさせて、残った者が神霊となるワナビー蠱毒が社会のいたるところにある。 ネットの世界を一歩踏み出すと自意識をこじらせて文芸でも音楽でも様々なものをつまみ食いして、これでもないあれでもないと自分の居場所を探しては亡霊たちが彷徨いている。 かつて私も何者かにならなければいけないと強く思っている若者の一人だった。物心ついたときからずっとそうだったから若者はみんな自分をなんらかの才能を持った何者かだと思い込ん

自分で「駄文です」なんて、口が裂けても言うなよ。

一億総クリエイター時代。どんな人間も、文章を書いてそこらへ発表でき、写真を撮って世に知らしめられるようになった。最新スマートフォンのカメラ機能は、今や一眼レフカメラに勝るとも劣らないほどのクオリティになったと言う。 僕には写真がわからない。日の丸構図しか知らん。手前の物にピンを合わせてシャッターボタンを押せば、何やら奥の風景がぼやけてくれるらしい。僕はよく知らん。だからあまり大きなことを言えない。 ただ、文章については言う。心から言う。思ったことを言う。言わせてもらう、じ

言葉を過信しない

どちらかというと、と言うのが控えめすぎるほどに、僕は言葉を大切にしている。大学の恩師であった星野先生は「言葉は魂のかけらだから、大切にしないといけない」と常日頃から教えてくれて、僕が不用意な言葉を使うと烈火のごとく怒った。また、数年間は詩を書いていたので、言葉を削ることの素晴らしさと難しさも学んだ。ブログはもう15年書いている。本もライターなしでずっと書いてきて、ここでも言葉を用心深く使うことを続けている。このnoteでも、言語化についてこんなことやあんなことを書いている。