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第1話 大いなる小競り合い

駆け抜ける馬に乗った北条義時から始まった第1話ですが、
おもしろかったです

さらに主要人物の紹介を2秒の静止画で紹介するなど、
予想を超えた手腕に脱帽

さて、まず北条時政が京都から帰ってくる宴から始まりますが、
お土産の話から、
義時「なぜ、もっと買っておかなかったのですか?」
と、配る人数を考えると数が足らないことに対して「なぜ?」と
普通のことですが質問することが出来ています。
それに対して、時政は
「そんなに安いもんじゃないんだよ!」と程度、同等の立場の相手とみた
返答をしているのをみると非常に関係性の良い親子関係かと思われます
義時は、父上はお優しいからと言ってるところをみると、
NPが高いことが見てとれます

主人公である義時は、冷静に客観的な発言をしながらも、
まだ、京都がどの様な場所と言うのがわからず好きに発言が出来ていると考えると、父、時政はFCが高く器の大きさをうかがい知ることが出来ます
後妻をもらう件に関しても宴会の最中に空気を読んだうえ
こっそり三浦氏に打ち明けてる場面をみると
ACも適材適所適応に使いAで誰に打ち明けてもよいのか?を見極めています

義時の兄の宗時はと言えば、思い込んだら一直線!
さらに、考え方がかなりポジティブ!

さらに、政子と頼朝の初顔合わせの場面では、
食事を持っていくように頼まれた政子は「忙しいんだけど!」と言いつつも
見繕って持っていくところからCPもNPも高いことは感じます

そこよりも、私が1番身を入れて見始めてしまったのが
頼朝「名を何と申す」とお吸い物を手に持ち眺める
政子「大根汁です」前のめりになりお椀をのぞき込み応える
この部分!
お互いの笑いをとるためにされたやりとりでも
嫌われるためでもなくちょっとしたボタンの掛け違いではありますが、
予想に反した一瞬止まるやりとりの交差交流となります

主要人物の紹介を2秒の静止画といい
交差交流で一瞬、間をとるタイミングといい
何も音のない「間」を怖がらず的確な「間」により
こちらを注目させる手法といい演者の手腕にほれぼれしてしまいました




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