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前に出ることが苦手でも、 誰かと共に飛躍することができたら・・・

loving colorという屋号で、女性の笑顔と健康を応援している西口ひとみさん。穏やかで柔らかな笑顔が印象的です。カラーコミュニケーションでカラータイプや色育、イヤーアクセサリーでのリンパケアと多彩な顔を持つひとみさんにお話を伺いました。

ーーー耳にかけるだけでリンパケアができるララアップ、使用されてご自身の体に変化が起きたことがきっかけで、広めていきたい!と思われたんですよね。カラータイプと色育についてはどんな想いをお持ちなのか、伺いたいと思います。

【カラータイプと色育、その違いは】

ーーーまず、カラータイプと色育、どちらも色を扱うものですが、どのような点が異なっているのでしょうか。

どちらもカラーを使ったコミュニケーションですが、カラータイプ診断は自己分析ができたり、お相手のことを理解することにつながります。お相手を思いやって、行動することができるんです。一方色育は、相手の思っていることを引き出すところに重きを置いています。相手の想いを受容して共感を深めることができますね。

ーーーカラータイプ診断については私も受講させていただきましたね。色で分かるタイプが自分で感じていたものとぴったりでとても面白いなと思いました。同じ言葉でも、人によって受け取り方が全く変わってくることにも気づくことができました。

ーーー色育についてはまだスタートアップの段階だと伺っていますが?

そうですね、2021年の3月に資格を取って、これからイベントやワークショップなど活動を広めていこうと思っています。

【ぬりえで育む3つの力】

ーーー色育という言葉の中に、“育てる”という字が入っていますね。
どのように、何を育んでいくのでしょうか。

色育ではぬりえを楽しみながら3つの力を育んでいきます。

ーーー3つの力、気になりますね。

一つ目は集中力です。視覚を使って見たり感じたりすること、色をぬるという作業をすることで集中力が養われます。

二つ目は想像力です。色育のぬりえはただ色を塗るだけではありません。「ぎゅっとくん」というキャラクターが書かれた円を塗るのですが、円の内側と外側で塗る人を分けます。
例えば内側を自分が塗って、外側を夫や子ども、友人が塗るというように。ここで想像力がはたらきます。相手はどんな気持ちでこの色を塗ったんだろう?とか、自分はどんな風に塗るといいかな?という感じですね。

そして3つ目がコミュニケーション力です。
相手の気持ちを想像してみると、どんな声かけが喜ばれるか、負担にならないかといったことが見えてきます。

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ーーーなるほど。色をぬるという簡単な作業のように思いますが、いろんな意味が含まれているんですね。

【ママがご機嫌であること】

ーーーではどうして色育の資格を取ろうと思われたのですか?

色を使ったコミュニケーションは子育てに活かせると思いましたし、何より自分のためにもなると感じました。色育について調べていた時に、協会の代表の方の言葉に惹かれたんです。協会は「ママが笑顔になる」ことを目指しているのですが、その理念が素敵だなと思って資格の勉強を始めました。

ーーー「ママが笑顔になる」とどんないいことがあるのでしょうか。

子どもは親のことをよく見ています。ママがイライラしていると子どもが不安になるんですね。だからママ自身がご機嫌であることはとても大切なことだと考えています。ママ自身の心のメンテナンスとしてカラーを使っていただきたいですね。

ーーー協会が目指しているものを伺いましたが、ひとみさん自身が持たれているゴールのようなものはありますか。

言葉で表現することが苦手な方っていると思うんですね。私自身も言葉ではうまく伝えられなくて困ることがよくあるんです。そんな人にカラーがツールになればいいなと思っています。色でおしゃべりするという感じですね。

ーーー色でおしゃべりする、とってもすてきですね。色を塗るだけなら、お話することが苦手な人も取り組みやすいですし、塗った色から自然と話が進むということも起きていきそうですね。

ぎゅっとくん

【誰かと共に飛躍できたら…】

ーーーところで、loving colorのロゴがとてもかわいらしいなと思ったのですが、屋号やロゴもとても悩んで決めたとおっしゃっていましたよね。

はい、思いを込めました。color(カラー)は私の人生を変えた大切なものです。そしてloving(ラビング)の方ですが、慈愛という意味とラビングのラビにうさぎのイメージも入れました。うさぎはロゴにも入っています。飛躍や身を守るという意味合いもあり、守り神みたいな存在で、とても気に入っています。うさぎは一人だと寂しくなってしまいますが、誰か一人でも側に居てもらえたら力を発揮できるというイメージです。そんな風に誰かと共に飛躍できたら嬉しいし理想ですね。

loving colorロゴ

ーーーひとみさんらしい、温かな気持ちが伝わってきますね。
ロゴには青色が使われていますが、青色には何か意味があるのでしょうか?

青という色が持つ意味合いを意識して、というよりは、私にとって前に進める色が青なので使いました。

ーーーあ、そうなんですね。少し意外でした。カラーについて専門的な知識をお持ちなので、色の持つ意味をメッセージとして取り入れられているのかなと考えていたのですが、ひとみさん自身が前に進める色を大切にされたんですね。
これは私の場合ですが、色の持つ意味を意識し過ぎて、こういうことを表現するためにはどんな色がいいのかな…と考えてわからなくなってしまうことがあるんです。でもあくまでも自分が好きな色や気になる色、自分にとっての意味付けを大事にしていいんですね。

はい、そう思います。

ーーーではこのカラーを使ったコミュニケーションを、どんな人に手渡していきたいと思われていますか?今後活動を通して、こんな風になったらいいなと思うことはどんなものでしょうか。

そうですね、以前の私のような、自分に自信がなかったり、自分のことをよくわかっていない人に届けたいですね。そして私と出会ったことで、元気になって、笑顔でほっと安心してもらえたら嬉しいです。何かあっても大丈夫だよと伝えられる存在になりたいですね。

ーーーぐいぐいとリーダーシップをとって引っ張っていくというよりは、後ろからそっと背中を押すイメージですか?

うーん…背中を押すというよりも、そっとハグする感じですかね。

ーーーわぁ、いいですね。素敵です。今の言葉で気づいたのですが、私自身が無意識のうちに変化を求めていたみたいです。引っ張ったり、押したりしなくても、そのまんま、ありのままでいいんですね。

あ、でもでもやっぱり、後ろからハグより前からハグがいいですね。両手を広げて待ってる感じです(笑)!

ーーー何があっても優しく受け止めてもらえる安心感がいいですね。
ひとみさんからは穏やかさと、安心して飛び込んでいける力強さ、あふれる愛を感じました。

おわりに

誰もがみんなお話が上手なわけじゃない。誰もがいつでも前へ前へと進んでいけるわけじゃない。悩んだり、迷ったりするときも、それでいいんだよと受け止めてくれる優しさをひとみさんから感じました。夫や子ども、関わる全ての人に、もちろん自分自身にも、ひとみさんのような温かさで、それでいいんだよと受け入れて共に歩んでいける人が増えたらいいなと思いました。

【基本情報】
ホームページ
https://cocorocolorniccori4.wixsite.com/loving-color
Instagram
https://instagram.com/loving__color?utm_medium=copy_link

(聞き手:満たされLIFE Re:デザインルーム 今井佳恵)

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