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92.実家をたたむ

スピリアルライフナビゲーター
マルコヒロミです。
 

こちらのブログを選んで下さいまして 
どうもありがとうございます。

まとめ記事

前回の記事

母の入院中、実家でひとり暮らし
をしていた父。


父に
「私の自宅に来ても良いんだよ」
と誘ってみたものの


「どうしても実家を離れたくない」
と言う父。


年老いた父がひとりで暮らしていて
万が一のことがあっても困るので
仕事の無い日は、娘とふたりで
実家に通いました。


そうして
父と娘に手伝ってもらいながら
実家の片付けを行っていきました。


本当は母も一緒に片付けを
したかったのですが・・・。


母は、後で、来年こそは自分でやる!
とずっと後回しにしてきました。
万年やるやる詐欺です(苦笑)


実家は見えるところは一見すっきりと
片付いているようにみえますが


普段開けることの無い
押入れ、開かずの間、納戸の中は
埃まみれ、物だらけで、床が全く見えない
壮絶な状態になっていました。


さらに、バリアフリー仕様ではないので
車椅子や歩行器を使うには
とても不便です。

今のままでは
退院後に安心して暮らせない。
そう思った私は
父の知人等、色々な方々に相談した結果
実家をたたむことになりました。


もちろん父の意見も、
しっかりと聴きながら決めました。


作業は、1日一箇所ずつ確認をしながら
集中して進めていきました。


何故か?というと
お金が出てくることがあったからです。


既に使っていないハンドバックが
大量に出てきてきました。


ハンドバックやお財布から
昔親戚からもらった子どものお年玉の袋や
お小遣いといただいたポチ袋の中にも
お札がたくさん残っていました。


私にくれたお年玉ですが
実際は、母が管理していて
私の手元に渡ることはありませんでした。


また大量の小銭の入ったビニール袋を
見つけました。


時空を超えて
私の手元にやってきました。


作業は私だけでなく
娘も手伝ってくれたので
半分個ずつ分けていただきました。


その他にも、
父が学生時代のノートや
書道等の作品、通知表、勤めていた時の品物が
出てきたことで
父は学生時代かサラリーマン時代
物凄く優秀な人物だったことが証明され、
改めて父の偉大さを感じました!


母が中学校卒業の時の寄せ書き!
(全員が達筆!素晴らしい内容の寄せ書きでした!)
独身時代に習っていた洋裁の作品や大量の布
新婚時代に記録していた家計簿など
お宝がザクザク出てきました。


さらに古いアルバムや写真が
大量に出てきました。
私の知らない両親の姿は
キラキラ輝いていて
とても新鮮に感じました!!

よくあるケースだと思いますが
押入れの中から結婚式でいただいた引き出物の
タオルと食器も
大量に発掘されました!!



私の自宅では使いこなせない量だったので
FBプライベートグループ
オカネイラズ札幌に投稿して
必要としている方々に
無料で引き取っていただきました。


札幌、または札幌近郊にお住いの方は
どなたでもグループページに
参加することが出来ます!
https://www.facebook.com/groups/1033875263629040/


家の不用品が、誰かの必要としているものに
なってくれるのは本当に有難いこと!と
つくづく実感しました。


廃棄処分するものを
業者の方へ全て引き取っていただき、
家の解体工事をして7月の初旬には
更地になりました。


今まで住んでいた家が
無くなってしまったのは
とても寂しく、正直辛かったのですが


もし、このまま家を残していても
90歳近い両親が二人で暮らすことは
かなり厳しいと思います。


だからと言って
私の自宅に住みたいとは思わない
とすれば、もう施設入居しか選択肢はない。


もし、両親の認知が進んでからの
手続きとなると
大変なことになってしまいます。


意識がまだ、しっかりしているうちに
様々な手続きを終わらせることが出来て
よかったのかもしれない
そう自分に言い聞かせています。


他にも、ここには書けない
色々なことがありましたが
とにかく終わってホッとしています。


携わってくださった業者の方々が
とても良心的な対応をしてくださったことで
どれ程、父が信用信頼される人柄なのかが
伝わってきました。
心から感謝申し上げます!


次回は
93.起業の決意
です。


最後まで読んでくださいまして
ありがとうございました。




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