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53.育児スタート

スピリアルライフナビゲーター
マルコヒロミです。


こちらのブログを選んで下さいまして
どうもありがとうございます。


まとめ記事

前回の記事

無事に出産を終えた私。
お腹から出てきた直後の娘は
おめめがパッチリ開いていました。


よく胎内記憶がある赤ちゃんの
話を聞きますが
娘は出産時の記憶があり

「手術室の照明が眩しかった。」
と言っています。


確かに手術室の照明は眩しいのですが、
赤ちゃんが記憶しているという事実が
あることに正直とても驚いています!!


元氣で可愛い赤ちゃんの顔を
見ることが出来て
妊娠中の体の痛みと鬱の症状が消えて
ホッと一安心しました。

出産後の一連の処置が終わり
病室のベットの上で目が覚めて
起き上がろうとした時
お腹の傷と胸がパンパンに張った
痛みが酷くなり
全く起き上がることが出来ませんでした。

背中には、まだ硬膜外麻酔の針が
入ったままになっているはずが
何と麻酔の針が抜けてしまい
通常の状態よりかなり酷い痛みに苦しむ
というトラブルになってしまいました。


という訳で2日目に入るまでは
赤ちゃんのお世話は全て助産師さんに
していただいていました。


こんな調子で赤ちゃんのお世話
出来るのかどうか?
不安で不安でたまりませんでした。


新生児室にいた娘も私から離れていて
きっと不安だったことと思います。

2日目から授乳の練習が始まりました。
私も、赤ちゃんも初めての経験で
上手に飲ませることが出来ず
四苦八苦しました。

胸の痛みの正体は 「乳腺炎」でした。
母乳は血液から造られています。
出産直後の時期は
まだ乳管(母乳の通り道)が
しっかり通っていない
状態になっていることが多いです。


その為 母乳が乳腺に溜まり鬱血し
感染してしまう可能性が高いのです。

乳腺のしくみ
イラスト出典:medical-dictionary.thefreedictionary.com


乳腺炎になり始めの状態では

おっぱいにしこりができる

おっぱいの一部が赤く痛くなる

おっぱいが熱を持つ

乳頭に白斑(はくはん)という
白い塊ができる
(母乳の出口が詰まっている状態)

などの症状があります。


このような状態になっても対処をせず
症状が進行してしまうと


38度以上の高熱

寒気やだるさ

何をしていない状態でもおっぱいが痛む

おっぱいがカチカチになる

授乳時の激しい痛み

私の場合は出産直後いきなり
もともと小さかったおっぱいが
熱を持って大きく膨れ上がり
カチカチに硬くなり
ちょっと触れただけで
飛び上るほどの激痛を感じました。


病院にいたことが幸いして
大事に至ることはありませんでしたが
そんな状態の中での授乳は
非常にしんどかったです。


乳腺炎の時の母乳の味は
美味しくないらしく
赤ちゃんは飲むのを嫌がるそうです。


あまりにも出なさ過ぎるので

病院で借りた搾乳機を使い搾乳する

頻回に母乳を与える

助産師さんの指導どおりの量で
ミルクを足しながら
三時間おきの授乳

をしました。

あてはまったら要注意!
乳腺炎になりやすい人チェック


乳腺が細い人
真面目でストレスを感じやすい人
洋食・甘いものが好きな人
おっぱいの分泌が良い人


乳腺がもともと細い人は、
どうしても乳腺が詰まりやすくなります。
産後に助産師・看護師さんに
注意された人は、

食べ物には特に
注意するようにしましょう!

おっぱいの分泌が良い人も要注意です。
赤ちゃんが小さいうちは、
おっぱいが生産されるペースに
赤ちゃんの飲むペースが追い付きません。
どうしても乳房の中に
おっぱいが残りやすく、
詰まる原因になります。
赤ちゃんが飲み終わった後も
おっぱいが張っている人は、
少し水分を控え、
乳房を冷えピタなどで
冷やしてあげると良いでしょう。


スイーツや油もののお肉
スナック菓子や、お餅を食べると、
てきめんに
おっぱいが詰まりやすくなり
更に母乳も不味くなり、
赤ちゃんが母乳を
飲んでくれなくなります。


実際に自分の母乳をなめてみて
味を確認してみました。


母乳に良い食材を食べた時は
ミルキーの味がしました。
ミルキーはママの味って
コマーシャルがありますが
本当のことなんだ!と思いました!

自分は健康だから大丈夫!
と過信するのは
非常に危険です!!

本当に辛い目に合い、
後悔する羽目になるので
絶対にやめましょう!!!

それ以外に・・・

頻回のオムツ交換
赤ちゃんと自分の
体重の計測
沐浴
お見舞いにいらした方々の対応など

一日中想像していたより
結構色々やることが
たくさんありました。

最終日の午前中は院長先生のお話を聞き

夕食は 

「祝い膳」という産後の経産婦さんの
体に優しい
豪華な料理をいただきました。


私の出産した病院は
キリスト教の系列の病院で
院長先生のお話は聖書のお話を引用した
心温まるありがたいお話を聴くことが
出来ました。


入院期間は
自然分娩 5日間
帝王切開 7日間です。

入院中と検診の時だけ
生まれてきた赤ちゃんは
専属の小児科の先生に診ていただくことが出来ました。


出産前までは赤ちゃんと
ゆっくりまったり、
幸せな時間を過ごすのかな、
と思っていた私でしたが、


この数日間は、とにかく出産後の特殊な
ナチュラルハイテンションの状態で


今振り返ってみると、
何も、そこまで頑張らなくてもいいのに~!!!
というくらい、
頑張り過ぎている自分がいました。


色々な想定外の出来事があり過ぎて
戸惑いや不安でいっぱいいっぱいの状態になっていました。


次回は、
54.「退院」です。


最後まで お読みくださいまして
ありがとうございました。

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