日記 2022/08/15〜2022/08/21 ダンス発表会やら

2022/08/15

終戦記念日。全国戦没者追悼式の中継を観て、正午に黙祷。

今日の甲子園では九州勢3校の試合があったので注目して観ていたが、九州国際大付と明豊は敗退。海星も今のところ1点差でビハインド。予想していたとおり投手戦となっている。7回表はチャンスだったのだが、残念ながら点は入らなかった。このまま最後まで見逃せない展開が続くだろうが、観ている方も息が詰まる。頑張れとしか言えないが、頑張れ。

と書いていたら、7回裏に満塁ホームランを打たれてしまった…。まだあと2回ある。頑張れ頑張れ。

宮原くんはプロ志望なんだろうか。コントロールも良く良いピッチャーなので、プロで活躍する姿も見てみたい。どのチームに行っても応援はするが、ホークスに来てくれたらなぁとも思う。

半藤一利の「日本のいちばん長い日」を読み始める。その存在は知っていたが、今まで読んだことがなかった。島尾敏雄の小説、島尾敏雄の小説を読み終えれば滝口悠生の「水平線」と一緒に併読したい。
あと気になっているのはクラウス・コルドンのベルリン3部作と、漫画だが「台湾の少年」。近いうちに読み始めたいとは思うが、今月中に読み始めることはできるだろうか。とりあえず欲しい本リストには入れているが、「水平線」を読み進めたらまた気分は変わることだろう。

いやぁ、頑張れ、海星。
しかし加藤監督も長いなぁ。20年近く監督しているんじゃあないか。かつてドラ一で西武に入団した松永が投げていた頃には既に監督していたんだったか。松永は1年のときから凄い左腕がいると話題だった。加藤監督は数年前までは相変わらずガッチリしていたが、今年はかなり痩せていたし白髪も目立つようになっていて驚いた。

2022/08/16

ホークスは今日から三森復帰。早速スタメンである。リチャードが2軍行きになったことは期待していただけに残念ではあるが、一発を打てるバッターが少ないので、2軍でレベルアップしてまた1軍で見られる日を待ちたい。
これからの日程は厳しいので総力戦になるだろう。先発投手が薄いのが気がかりではあるが、板東や武田に期待したい。ニュースを見る感じだと千賀の復帰も意外に早いかもしれない。混戦状態ではあるが、優勝を狙える位置にいるので、何とか踏ん張ってほしい。今日からの3連戦はかなり大事になりそう。

今日の日中は懐かしい音楽が聴きたくなって、椎名林檎やOasisを聴いた。Oasisは初めて購入したのが「Standing on the shoulder of giants」だったので、Oasisの中では今でもこのアルバムが一番好きである。買ったのは2001年の夏のこの時期。台湾で購入したのだった。いま改めて聴いてみても、このアルバムは素晴らしい。他のアルバムと比べるとキラーチューンは少なく地味なのかもしれないが、アルバム全体のバランスがよく、聴き疲れすることもないし、スルメアルバムだと思う。久しぶりに聴いて改めてその良さを実感した。

島尾敏雄と「日本のいちばん長い日」を交互に読む。
「日本のいちばん長い日」を読んでいると、天皇と政府の御前会議により無条件降伏を受け入れることが決まった際に、第一線にまで無条件降伏したことが広がれば彼等がどう爆発するか分からないと書いてあった。島尾敏雄も、無条件降伏が決まったことを指揮官として隊員たちに伝える際にその点について苦慮したと書いていたが、実際のところどれほどの隊員たちの反発はあったのだろうか。島尾敏雄の部隊ではそこまでの反発はなかったと書いてあったが、他の隊ではどうだったのだろう。「日本のいちばん長い日」を読み進めれば、そのことが書いてあるのかもしれない。

2022/08/17

福岡は昨日からすごい雨。雷もよく鳴っていて、大きな雷が落ちることはないからまだいいけれど、お腹が空いたときのようにずっとゴロゴロなっていて、よく外も光っているから、娘も少し怖がっている。土曜日までは雨が続くようなので、せっかくの夏休みなのに外で遊ぶことができない娘には気の毒である。ついさっき(21時半頃)ゴミ捨てのために外に出たが、涼しくて半袖だととても快適な気候だった。雨の影響だろうし、まだまだ暑い日が続くことは疑いようもないことだが、秋に向かいつつあることを感じさせる気候だった。

日光蕁麻疹の症状もあるし、熱中症警報が出ているかどうかにかかわらず日中に外に出るのはなかなかできないので、夏を楽しむことができているとは言いがたいのだが、それでも夏は一年でも一番好きな季節で、蝉が鳴いていたり、トンボが飛んでいたり、半袖半パンの男の子たちが遊ぶ姿を見たり、姿が見えないまでもその声を聞いたり、そういったことだけでもテンションが上がる。今日のように雨が降っていたら外に出ることは尚更ないのだが、雨が降り終わった後にアスファルトの地面から雨が蒸発するときの匂いだとか、今夜のような半袖こそが一番ぴったりの快適な気候にめぐりあうと、それだけで夏を好きになるには十分だ。

来週は少し遅れた夏休みを取るが、今のところは晴れるようなので、夏を満喫したいと思う。ハウステンボスに行くので、プールにも入ったり(娘は浮き輪を買ってもらって楽しみにしている)、美しい夜景も見たいし、美味しい料理を食べたいし、なによりホテルに泊まるのを楽しみたい。久しくビールも飲んでいないが、来週こそは飲みたい。と書いていたら、ビールが飲みたくなってきた。

2022/08/18

島尾敏雄の魚雷艇学生を読んで、魚雷艇の海軍水雷学校の様子が分かってきた。

仲間を見るとみんな背も高く見たぶんでからだの頑丈な連中が多かった。大学時代に柔剣道で勇名を馳せた者も何人か居た。果たしてその中にまざってやって行けるかどうか。何だか鷲の中にまぎれこんだ鳩の気分にさえなった。水校行きには無法者が廻されたなどという噂も聞こえていたのだ。

島尾 敏雄. 魚雷艇学生(新潮文庫) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.885-889). Kindle 版.

祖父のことを考えながら読むので、こういった何でもないようなところにいちいち引っかかってなかなか進まない。さて祖父に置き換えて考えてみると、彼はラグビーをしていたとは言え、体が頑丈の部類とは決して言えなかったはずであり、若い頃の祖父の写真を見ても僕が知る体の細さそのまんまで、頬もこけていて、身長も160くらいだったから、祖父からしても周りは自分よりも体格のいい男ばかりだったのではないかと想像する。祖父がいつどの時期に学校に行ったのかは知らないし、その学校が島尾敏雄と同じような状況だとは限らないが、魚雷艇のための学校であったことを考えると、やはりそれなりに体の丈夫な男が集まっていたのではないかと思われる。

祖父は戦時中の帽子を大事にしていたから、戦争に対してどういう思いを抱いていたとしても、その思いを忘れ去ろうとはしていなかったはずである。祖父も同じく学校で訓練を受け、仲間がいて部下がいた。先に特攻していった仲間もいたことだろう。
「魚雷艇学生」の前半部分ではここで引用したような学校での様子、年が上だったために他の仲間から浮いていたことや、怪我により往生したことなどが書き連ねており、逼迫した状況はほとんど感じられない。戦争と一言で言ってしまうと、最も劇的だったころのことばかりがイメージされるが、そこには濃淡があったはずであり、僕は戦地に赴く前の訓練のことなどはほとんど想像したことがなかった。

「日本のいちばん長い日」と併読していると、「魚雷艇学生」の前半部分はまるで平時のようにすら感じられる。祖父も終戦の日を迎えることができたが、そこに至るまでには「魚雷艇学生」にあるような日々もあったのだろうか。

祖父は何を思ってあの帽子を大事にしていたのだろう。

2022/08/19

U-NEXTの配信期間にあわせて毎日6話ずつ観るのがノルマになっているビッグバン・セオリーだが、間もなくシーズン5を観終え今日中にはシーズン6に入ることができそうだ。「08月31日 23:59まで配信」と表示されているのはシーズン7までだから、あと50話弱。明日と明後日の2連休である程度まとめて観ることができれば、問題なく今月中にシーズン7まで観終えることができそうである。

ノルマとは言いながらも、平日に6話観ることはやはり難しく、休みの日に一気にまとめて観ることでカバーすることになった。とは言え、ドラマは回を重ねるごとに面白くなってきて、特にエイミーが出てきてからはシェルドンの調子が良くなりさらに面白くなった。また、先にヤング・シェルドンを観た立場から言えば、驚きがいくつかあった。一つはレナードをかつていじめた男として登場したのが、ヤング・シェルドンの父親役だったことである。出演しているとは知らなかったので、出てきたときには驚いたし興奮した。もう一つは、ミッシーがとても美人に育っていたことである。子役がそのまま成長したとしても美人になるには違いないが、思っていた以上に美しくセクシーだった。顔はヤング・シェルドンのエイミーとも似ていた。あとは予め知っていたことなのでこれは驚きではなかったが、ビッグバンセオリーでのメアリー役がヤング・シェルドンのメアリー役の実の母親で、本物の親子だけあって表情や声などがとてもよく似ている。スピンオフならではであるが、ヤング・シェルドンでお馴染みの人物がビッグバンセオリーにも出てくるのは嬉しい。

さて、今日は小学校の同窓生とのオンライン飲みである。1年ぶりくらいなので特に久しぶりという感じでもないが、数週間ぶりに酒を飲むつもりである。
オンライン飲みなので、ビッグバンセオリーを観るのは難しくても、別画面で本を読むことができるので気楽でいい。

2022/08/20

娘はダンスイベントに出演。娘が通うダンススタジオ主催のイベントではなく、様々なダンススタジオが出演するイベントなので、先日のように1日がかりではなかったが、娘と妻は昼前には出発した。僕は遅れて会場に向かった。16時くらいには出番も終わり、解散。

他のダンススタジオのダンスを観る機会はあまりなく、唯一観たのは博多どんたくくらいだったが、どんたくではダンススタジオはむしろ少数派で、今回のように様々なダンススタジオが集ったイベントに行くのは初めてのことだった。スタジオによってその特色が異なるのは当たり前のことかもしれないが、普段から娘のダンスを見慣れているので、他のダンスを見るのはとても新鮮だった。娘にとっても良い機会になったことだろうと思う。

娘が通うダンススタジオもコロナ禍以降はイベントに出演する機会は減っているが、他のスタジオもそれは同じらしく、今日の出演者たちは皆楽しそうに踊っていたのが印象的だった。ダンスをするのが好きなんだ、というのが動きや表情から感じられて、映画「リトルダンサー」のことを思い出した。喜びが体寿からほとばしっていた。

しかし疲れてしまった。1日がかりではなかったが、疲れ果てた。帰宅後すぐに風呂に入ってYogiboの上に横になって野球を観始めた。ところが、周東と牧原の姿がない。柳町が体調不良というのはニュースで見て知っていたが、まさか周東と牧原もなのか。であれば、いよいよ、本当に厳しいと言わざるを得なくなる。テンションも下がって、Kindleで本を読みながら試合を観た。先取点を取られた。相手は上沢である。大量点を取るのは難しいだろう。そう思い。Kindleとテレビの画面を交互に見ていたら、ガルビスが同点打! これまで何度も期待しては裏切られたガルビスの打席だったが、遂にやってくれた。と思っていたのもつかの間、今度は佐藤のホームランである。初ホームラン。そしてジャパも打って勝利を確信。
ヒーローインタビューはガルビスともちろん佐藤。いい試合だった。

ただ、試合後のニュースで、柳町、牧原、周東、田中正義がコロナ陽性疑いとのこと。田中正義もか。2軍も含めた総力戦になる。調子の良し悪しでもなくなるが、ガルビスの例もあるし、期待するしかない。明日は誰が上がってくるだろうか。増田が見たい。

2022/08/21

昨夜2時から3時くらいまでの雷は凄かった。音もうるさかったが、それよりも光が凄まじく、障子から光が容赦なく透けてくるわけであるが、その明るさが半端ではなかった。障子の方に体を向けていたが、間髪なく雷が鳴り、光の強さで目にその残像が残るほどだったから、障子とは反対に体を向けざるを得なかった。その光の強さは、写真スタジオで使われるストロボを思わせるものがあった。あんなすごい雷は初めてだったかもしれない。

昨夜の雷が嘘のように今日は晴れ。ホークスはデスパイネのソロ、野村勇の2HR、柳田の訳の分からないHRが出て快勝。グラシアルと増田も1軍に合流。千賀は2軍で先発し、1軍での復帰も間近。この3連戦はどうなるかと思ったが、試合ごとに別々の選手が活躍し、明後日以降の試合がまた楽しみになる展開となった。

夕方には娘とダンス。
娘が普段踊っている曲とはテイストの違う曲で踊ってみようと提案し、フェラ・クティと民謡クルセイダーズの曲を流すと、どっちの曲にもノリノリで踊っていた。特にフェラ・クティの曲での踊りは素晴らしく、僕が見せるまでもなく腰をクネクネして踊っていたが、アフロビートにはやはり自然と腰をくねらせたくなるようなものが含まれているんだろう。

しかし普段から踊っている曲をかけると一層嬉しそうな表情をして、振り付け通りに踊っていた。
ダンスで使われている曲には僕が普段から聴いているような曲も含まれていて、プリンスの「Let’s Go Crazy」やStevie Wonderの「Faith」のイントロに目を輝かせて踊る娘の姿を見るのは嬉しい。娘と一緒にプリンスの曲に反応する日がこんなにも早く来るとは想像しなかった。

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