日記 2020/11/24

今日もホークスは快勝。早ければ明日も優勝が決まる。決まってしまう。お祭りもそろそろ終わりに近づいている。

明日の先発は和田だろうか。明日ももちろん勝ってほしい。勝ってほしいが、そうしたらもう今年の野球は終わってしまう。勝ってはほしいが、終わってはほしくない。今年は特に野球を観ることが心の支えになっていたこともあって、終わることが少し不安である。

今日は娘の予防接種の日だった。数日前から娘は鼻水を出してしんどそうにしていたため、予防接種を受けさせてはくれないかもしれないと思っていた。が、娘の診察をした先生は「のどは少し腫れているいる、でも打ちましょう」、と予定通り予防接種は実施されることになった。

僕は仕事で付き添ってはいない。以下は妻から聞いた話も入っている。

娘の左腕に注射の針が入る。娘は「いたぁぁあぁい!」と叫んで、そのあとしばらく静かになった。妻はやけに大人しいなぁと思っていたが、横に立っていた看護師さんが「息をして!」と言ったので見てみると、娘は口を大きく開けて声も出せずに号泣していた。顔は紫色。生まれたときから本気で号泣すると娘はそうなる。

注射を打った後は待合室で30分待機。しばらくは「痛いよぉ、痛いよぉ」としくしくと泣いていたらしいが、30分経って看護師さんが腫れていないか見に来たときには、「注射、頑張ったよ」と胸を張っていたらしい。

帰ってきてすぐに僕の書斎に入ってきた娘は、いかにも痛そうな顔をして「注射痛かったよ」と何度も言ってきた。「頑張ったんやね」と言って抱きしめると「うん」と泣きそうな顔をしながらもどこか誇らしげだった。

娘は乗り越えたのである。何度も何度も注射が怖いと言っていたのに、ついに今日乗り越えた。

だが、まだ終わりではないぞ。インフルエンザの予防接種は、娘くらいの年だと2回打たないといけないらしいのです。

ということで、3週間後にまた注射が待っている。

もう1回乗り越えるんだ。

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