日記 2022/11/14〜2022/11/20

2022/11/14 健康診断

今日は妻が健康診断の日。今回初めてバリウムを飲むのだが、僕が先日バリウムを飲んだときに苦しんでいた姿を見ていたせいか、少し不安を抱えた状態で検査に向かっていた。検査は11時という中途半端な時間である。僕は9時半からの検査だったが、11時からの検査は絶飲絶食の時間がさらに長くなるから精神的にしんどいだろう。

12時過ぎには検査から帰宅。初めて飲むバリウムは、飲むこと自体がしんどかったと言っていた。ちょっと気になる検査もあったようだが、また後日詳しい結果が分かるだろう。何もないといい。

僕は今日から友人達と旅行する予定なので、2日ほど家を空けることになる。旅行とは言っても福岡市内なので、忘れ物があればすぐに戻ってくればいいくらいの気軽なものだ。
しかし考えてみると、娘と1日まるまる顔を合わさないのは、おそらく生後1ヶ月後にフジロックに行って以来のことだ。だから何というわけではないけれど、生まれて以来4年以上ずっと一緒にいられたというのは改めてありがたいことだと思う。コロナ禍があったおかげでもあるわけだけれど。

さて、仕事が終わったのでそろそろ宿に向かう時間である。友人たちは1時間ほど前に空港に着いたはず。ホテルで集合して、おそらく博多駅近辺で晩ご飯を食べて飲むことになると思う。明日もう1人の友人が合流するので、本番は明日である。

先週帰省してからずっと食べたり飲んだりしてトレーニングができていないので、今日は強めのHIITトレーニングをした。しんどかった。それでは足りないくらいだろうが、ちょっとだけでも貯金になればいいのだが。

2022/11/15 歩きまくる

昨夜に友人たちと合流。

そして今日はとにかく歩いた1日だった。

もともとの予定は、那珂川清流に行く予定にしていた。10時にホテルを出て、博多駅の無料バス乗り場へ向かった。すると、乗り場には長い列ができていて、その列は地下鉄の入口にまで浸食していた。朝から温泉に行くような物好きな人はそこまでいないだろうと踏んでいたのだが、どっこい、その認識は甘かったのだ。列に並んでいる人の7割は観光客のようではあったが、いつの間に那珂川清流は観光スポットになったのだろうか。 
しかし必ずしも那珂川清流の列とは限らない。もしかすると同じ場所に太宰府などの他の場所へ向かう観光バスが到着するのではないか、別の列ではないかと思い、ややこしいから列には並ばずに無料バスが来るのを待つことにした。ところが、やってきた那珂川清流行きの中型バスには既に半分以上が埋まっていて、その列に並んでいた人たちは次から次へとそのバスへ乗り込もうとするではないか。もちろんそんなに乗れるわけもなく、途中「オンリースリー」と言う係員の人の声が聞こえた。もう諦めるしかなく、バスが出発するのを見届けることもなく、その場所から立ち去り、別のプランを考えることに。

こうなれば温泉以外のプランを考えた方がいいのではないかと思ったが、友人たちは温泉にどうしても行きたいようで、福岡市内の別の温泉を探すことになった。検索すると、サンパレスの近くに「みなと温泉 波葉の湯」というのがあるらしい。バスで向かっても良かったが、なぜか徒歩で向かうことに。1時間の距離である。これが長い徒歩の始まりとなった。

結果、「みなと温泉 波葉の湯」に行ったのは正解だった。着いたのは11時頃だったが、そこまで人で賑わうこともなく、快適に過ごすことができた。友人の1人は整いたいとサウナに入っていたが、僕はサウナも水風呂も苦手なので、露天風呂にだけいつもより長めに入って、そのあとはマッサージチェアと休憩スペースに横になって本を読んだ。贅沢な時間である。

温泉のあとは天神へ。もちのろん、徒歩で。カレーを食べるのが僕のプランだったが、スパイス系のカレーはあまり好きではないと友人が言っていたのと、歩いている途中にタコスの話題が出たのでスペイン料理の店へ。例のマテ茶が飲める店である。スペイン料理が中心だが、メキシカンタコスも置いていて結構美味しい。タコスとは別に一品頼んでお腹いっぱいになった。

スペイン料理をあとにすると、コーヒーとスイーツを、ということになり、であればabekiに行きたいと思った。天神のカフェではなくabekiにしたのは皆お腹いっぱいで歩いた方がよさそうだったからでもある。自ら徒歩を選択したわけである。20分ほど歩いてabekiへ。しかしここでも認識の甘さがあったようで、abekiは満席だった。外で待っている人もいた。待つ選択肢はなく、博多に帰ってもう1人の友人を待ちながら別の店でコーヒーを飲もうとなった。バスで行くことを提案したが、ここでもなぜか徒歩で戻ろうということになった。

計2時間半の歩き、距離にして25キロである。なぜこんなにも歩くことになったのか。

もう1人の友人と合流して、かわ屋とアイリッシュパブと元祖長浜家へ行った。もちのろん、すべて徒歩での移動である。

2022/11/16 またまた歩く

昨日あれだけ歩いたのに、昨夜は全く寝ることができなかった。一昨日も腹痛で寝ることができなかったので、2日連続である。昨夜も途中お腹ぴーぴーになったが、一昨日とはまた別で、食べ過ぎによるものである。一昨日は何かにあたっていた。

恵味うどんを食べてもらいたかった。恵味うどんは六本松にある、だから電車では行けず、バスを使う必要があると友人3人に伝えると、またなぜか歩いて行こうということになった。またまた1時間の移動である。

途中トイレやたばこ休憩もあり、結局恵味うどんに着いたのは12時前だった。並んでいてもおかしくない時間帯だったが、幸運にも並ばずに店に入ることができた。食べ過ぎ飲み過ぎに加えて2日連続寝不足の僕には恵味うどんのあの麵と薬味の入ったスープはまさに恵みであった。友人たちにも好評。

その後、大濠公園へ。もちのろん、徒歩で。僕は一度帰宅して荷物を置いた。
大濠公園から一度出て、美美へ。が、喫茶はなく、コーヒー豆の販売だけの日だった。この旅行ではこんなことばかりだ。完全に僕の準備不足のせいだけれど。

で、また大濠公園へ戻り、ミスドへ。さすがにみんな歩き疲れたのか、飛行機の時間までの2時間半をミスドで過ごした。コーヒーのおかわり自由というのはなんて素晴らしいサービスなんだ!

17時頃に空港まで送り、18時に帰宅。
とても楽しい2日間だった。が、体力的にはどっと疲れ、おまけに睡眠を取れていないため体が悲鳴をあげていた。風呂に浸かって、早めに就寝。

2022/11/17 森田真生さんトークショー

本のあるところajiroへ。友人たちと福岡で食べ飲みまくっていた数日前に森田真生さんのTweetで来福されることを知った。平日の昼間14時からと、普通であれば参加は難しい日時ではあったが、友人達の旅行にあわせて休みをたまたま取っていた。それも偶然で、森田さんの新著「偶然の散歩」そのままだと感じる。

森田さんとはオンラインで何度も対面したことがあるが、実際に会うのは初めてだった。定刻に店に着くと、既に森田さんはいて、その声が聞こえた。
すぐには森田さんを認識することはできなかった。というのも、森田さんは僕が想像していたよりもずっと大きかったからだ。オンラインだと上半身から上しか映らないことがほとんどなので、身長までは分からない。体格も思っていたよりもがっしりしていた。

森田さんと目が合うと、マスクをしていたにもかかわらずすぐに僕と分かってくれたようで、挨拶をすることができた。それから森田さんは本屋の中をずっと見て回っていたが、その間も何度か話す機会があった。

2時半頃から3時過ぎまでトークショー。森田さんの、あの話し方と笑い声が混じったトークはオンラインでいつも聞いていてなじみ深いものではあるが、それと同時に、生で聞くこと、途中確実に目が合うことやその間色んな本が目に入ってくる刺激もあった。最後は「偶然の散歩」からの朗読。いいトークショーだった。「僕たちはどう生きるか」にサインをもらった(「偶然の散歩」は既に宛名入りサイン本を持っていた)。

本のあるところajiroでは、「『百年の孤独』を代わりに読む」を購入。「百年の孤独」は既に読んでだいぶ日が経つが、友人に貸しっぱなしになっていて、手元に本はない。また読みたいと思っていたところだったが、なかなか返してとも言いづらく、だからこの「代わりに読む」はずっと気になっていた。帰宅後に本を開くと、サイン入り本だった。

2022/11/18 サーキットトレーニング

先週から食べまくり飲みまくりが続いていたので、案の定、体重はかなり増えている。1キロから1.5キロくらい。体が重い感覚もあるので、ここから頑張って体重を落とさないといけない。

旅行中も歩きまくったりと運動をしなかったわけではないが、体重が増えていることを見ると十分ではなかったようだ。あるいは歩いたからこそ、この上がり幅で抑えることができたと言えるかもしれないけれど。いずれにしても早めに体重を落とさないといけない状況であることには変わりない。

今日は筋トレとサーキットをやった。計30分。いつものトレーニングではあるのだけれど、久しぶりのサーキットだったので結構しんどかった。

ホークスTVでホークス選手の秋キャンプでのトレーニング、特にピッチャーのトレーニングメニューを見ると結構参考になるところがある。先日は、ピッチャーが斉藤和己コーチに煽られながらサーキットをやる動画がアップされていたが、あれはたぶん動画で見る以上にかなりしんどい。1つ1つのメニューがかなりしんどい上に、10秒程度の休憩しか挟まず、すぐ次のメニューに移らなければならない。おまけに動画で撮られているので、下手に手を抜くこともできないはずだ。斉藤和己のプレッシャーも凄まじそう。津森はあのサーキットを4周したとか行っていたが、4周は僕には無理だ。途中でぶっ倒れる。

しかし、プロ野球選手もサーキットをやっているのを見ると、強度は違えど、僕がやっているトレーニングもきっと効果はあるのだろうと納得して行うことができる。あとはやり続けるだけだ。

と書きながらも、明日は図書館に行くので計1時間のウォーキングをトレーニングとする予定。

今日でホークスの秋キャンプも終わり。斉藤和己コーチの姿や、復活した栗原、ホーキンスそしてパドレスの選手の参加と観ていて楽しかった。

気になるストーブリーグだが、嶺井はホークスでほぼ決まりのようだ。
近藤はどうなるのだろう。あれだけ嫌なバッターである。来てくれたら心強いし、来てくれた場合の打線を考えるとワクワクもするが、獲得したあとの人的補償でまた落ち着かない日々を過ごすのは嫌だなぁとも思う。

2022/11/19 ポッドキャストアプリを入れる

明日が仕事なので期日前投票。本当は図書館に行く予定にしていたのだけれど、天神からの図書館に行くのはちょっとしんどく、期日前投票を行った市役所で借りた本の返却だけをした。久しぶりに家の中に図書館の本がない状態。

シナボンを買って、ジュンク堂へ寄る。

娘のハサミがどこにあるかわからないと言われ、きっと本気で探せばどこかにあるのだろうけれどちょっと探すだけでは見つからず、本気で探す気分の人間は我が家にはおらず、結局新しいのを買うように言われた。2階の文具コーナーで子ども用のハサミを買う。もうアンパンマンのハサミではない。本当はすみっコぐらしのハサミが良かったらしいが、ジュンク堂には在庫がなく、初めてキャラクターグッズではないハサミにした。この前アンパンマンのおもちゃの炊飯器を買ったばかりではあるが、確実にアンパンマンから離れているのはやはり寂しい。年間パスがないとアンパンマンミュージアムには行かないし。例年であれば、ハロウィーンやクリスマスのショーが充実する時期で、アンパンマンミュージアムによく行かせていた。

ハサミと一緒に宮沢章夫の「時間のかかる読書」を購入。ずいぶん前に欲しい本リストに入れていた本だった。2ヶ月前に訃報のニュースを見たとき、あ、「時間のかかる読書」の著者だ、と思った。亡くなる前に読んでいても本人に感想を言う機会などはなかっただろうが、もう少し早く読んでいればとそのとき少し後悔した。積ん読も、欲しい本リストにある本も、いつまでも同じ状態にあるわけではない。が、しかるべきタイミングというのも何なのかよく分からない。結局のところ、読みたいタイミングがくるのを待つしかなく、それが今で、やってくるかも定かではない読みたいタイミングが今きた、そのことを素直に受け入れて読むしかない。いつまでも欲しいリストに入ったままの本もたくさんあるのだ。

天神から自宅へは30分かけて徒歩で帰宅。YouTubeで観ている「ゆる言語ラジオ」がポッドキャストでも聴けることを知って、Appleのポッドキャストで聴きながら歩いた。しかしApple MusicとAppleのポッドキャストはそれぞれ別で、いくらApple Musicで「ゆる言語ラジオ」と検索しても出てこないので何でだろうと思っていたが、ポッドキャストの専用アプリを使わないといけなかった。ここがSpotifyとは違うのかもしれない。Spotifyであれば、ポッドキャストもアプリ内で検索できたように思う。まぁ、ポッドキャストを別途立ち上げればいいだけの話で、これからゆる言語ラジオやら、その他のポッドキャストも聴く機会があるだろうと思って、iPhoneのホーム画面をカスタマイズした。青山ブックセンターのポッドキャストもあったりして、ゆる言語ラジオ以外にも面白そうなのがたくさんありそう。今までは野球速報をウィジェットを入れていたのだけれど、来シーズンまでは使う機会がないので、少し寂しさを感じつつ、ポッドキャストへの楽しみも同時に感じながらそこにポッドキャストのウィジェットを入れた。

2022/11/20 2袋分の鞄

僕の物の多さへの不満が溜まりに溜まったらしく、僕が欲しい鞄を買ってあげるから持ち物を大量に捨てろと妻に言われた。鞄は確かに欲しい、がこの数年で既に大量の物を捨ていて、さらに捨てるというのはなかなかハードルが高く、その申し出に関しては戸惑った。

しかし鞄を買ってもらえるのだから、とりあえず所持状況を確認することにした。まずは鞄から。

いつかまた使うかもしれない鞄、中高大でよく使った思い入れの強い鞄がたくさん出てきた。いつか使うかもしれないと取っている鞄は、少なくとも娘が生まれてからは一度も使っていない。中高大で使っていた鞄も同様で、しかもデザイン的に今使う気分にはなれない。要らないかと尋ねられれば確かに要らないのだが、捨ててもいいかと尋ねられるとイエスとは言えない鞄たちで、だから今まで残ってきた。
たしかにそれだけの鞄があれば、あるだけで場所を占有し、かなり邪魔になってしまう。この際、思い切って捨てることにした。メルかれそうなものだけは取っておいて、近いうちに売ることに。

結果的に、福岡市の燃えるゴミ袋2つが一杯になった。どれも思い入れがあるだけに、捨てていいと妻に言うときには半ばやけくそ、かなりの思い切りが必要だったけれど、これから娘の物も増えていくことを考えれば仕方がない。

ゴミ袋に入れた後もしばらくは後ろ髪が引かれる気持ちもあったが、数時間もしないうちにスッキリとした気持ちになったのが不思議だった。新しい鞄を買ってもらうからか? たぶんそれだけではない。新しい鞄というのも、既に持っている鞄の1つ小さいサイズのもので、使い勝手やデザインは既に分かっているから、手に入れるのが楽しみで仕方がないというものでもない。今まで気がつかなかったけれど、いくら思い入れがあるものであっても、捨てることにはそれなりの快感が伴うもの、らしい。まだ確信には至っていないが。

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