世紀の一戦『村田vsゴロフキン』
まず、本当に面白い試合でした。また感動しました、一生私の心に残る試合だと思います。本当に本当にこの試合が日本で開催されてよかったです!
1〜4R前半、皆さんはびっくりしたのではないでしょか?村田選手の左ボディ、右ボディストレートがかなり決まり、ゴロフキン選手が嫌がっており、主導権は村田選手にあったように思います。しかし、3、4R辺りから、ゴロフキン選手がすかさずラウンドの始まりに畳み掛けるようにプレスをかけるなど、やはりスーパースターだなと、ペースを掴ませない強さ、感覚は流石だなと思いました。さらに5〜9Rはゴロフキン選手の良さである中間距離での上下の打ち分け、特に左フックをかなり打ち込まれて意識させられていました。さらにインファイトでの打ち分け、さらに強弱をつけて休むところは休む、畳み掛けるところは打ち込むなど、いや〜流石の一言!中盤から後半にかけてはゴロフキン選手が良いところを出す反面、村田選手の悪い所が出たと私は思います。村田選手の癖である、ブロックを固めてディフェンスをして全てパンチを受けてしまう点や、苦しい時に、ワンツー以外に手が出ないために単発になってしまう点、さらには今回の敗因と私は考えるボディーが全く出なくなってしまい、ゴロフキン選手がどんどんリズムに乗って手を出すようになってしまった点、これらの点が見られた試合だったと感じました。