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育児は「臨機応変な対応」で満ちている

おとといの朝は、私も夫も朝イチで仕事があり、通常より20分以上早く家を出なければいけない日だった。なんとかうまくいき、私は自分のお弁当をつくることも夜ご飯の用意もできて、夫は先に出て、私も保育園に向かう2人(5歳と2歳)と一緒に家を出ようとしたところ。

ガシャーン

ひぇーん、ひぇーん、痛いよー(><)

という声が玄関から聞こえた。5歳児次女が、廃棄のために玄関に置いてあった壁掛け時計(時計盤がガラス製)の上にしりもちをつき、割ったと同時に破片でおしりを切ったらしい。ズボンが裂け、パンツも避けて血が出ている。あたりはガラスまみれ。手当てしなければいけない。2歳三女も近くにおり、避難が必要。

ズボンを脱がせて患部を確認
滅菌ウェットティッシュがあったことを思い出し血を拭き取る
薬箱を確認したらガーゼはなくキッチンペーパーをあてる
2人にテレビを見せながらガラスの片付け

この時7時50分。
小児科が開くのと同時に受診するためネット予約(WEB問診票とやらを始めて書いたら、状況的に外科に行ったもらった方がいいと電話が来た)
病児保育に、切り傷での安静状態でも利用できるか電話
病児を使うためのお弁当作り
保育園に3女が遅れるかもしれないことと次女が休むかも、と電話
娘を2人とも連れて外科受診
病児保育に電話して利用を申し込む
朝イチの仕事をキャンセルする連絡をする(LINE)
病児保育に連れていく
保育園にも連れていく
そのまま車で出勤

・・・
けがや出血は、発熱や嘔吐とは違う焦りがあり、冷静に判断することが難しい。以前、家の中で顔面からコケて鼻を切り、早朝の救急外来を受診したらテープだけ張られて「次からはまず電話してくださいね(小児科の通常外来でよかったはず)」と帰ってきたっけ。今回は結局、4針ほど縫いました。

焦った中で、臨機応変な対応が求められる。処置について。サービスの利用について。仕事の調整。発熱などの病気は月イチくらいで経験が積める(?)が、ケガの場合はそこまでしょっちゅう起こらないので、レベルが高い。

就労支援の仕事をしていて、「臨機応変に対応するのが苦手なので」と、職業選びで重要視することが多いが、子育ては(そして仕事との両立は)臨機応変な対応を求められる場面であふれている。そんなことを実感した朝でした。そういう意味で、やはり仕事と育児の「兼業」には適性はあり、苦手な人は発生するから、実母などのまるごと支援が期待できない人のフォローは必要なんだよな。


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