ストックホルム版「中銀カプセルタワービル」と北欧インテリア

画像1 2019年から入居開始の、ストックホルムでは非常に有名な36階建てのこの高層ビルを見ると、
画像2 何故か銀座の「中銀カプセルタワービル」を髣髴してしまう。
画像3 こちらの方はカプセルを取り外したりはめ込んだりは出来ないが、それはおそらく老朽化したあちらも同様。
画像4 このような分譲マンションが一挙に二棟も建てられてしまったら、撮影する人間の首もつらい。
画像5 背後の建物は1970年頃からの賃貸マンション、手前のオレンジ色のマンションは1923年ごろの分譲マンション。この三種のマンションに住む人々の年収差に関しては口外しないこととしよう。
画像6 ストックホルムのマンションの高さは17メートルに統一されていた、というのはいつの話か。ちなみにお値段は?例えば5階の2LDK、80平米ぐらいの物件では日本円で1億円ほど。共同維持管理費は6万円ほど(注、私は不動産仲介者ではありません)
画像7 仮に、上記物件のインテリアを独断と偏見で整えて欲しい、金に糸目は付ける、と言われたとしたら、
画像8 このような感じにするかもしれない。これは今年のMIOのラインナップであるが、アメリカン・ヴィンテージ、ブルックリンスタイルは息が長い。
画像9 コーヒーテーブル上のランプはこれ。これは傘の向きを三通りに変えることによりニュアンスがかなり異なる。これは娘の部屋にあるものの小型版である。
画像10 このスタイルで始めてしまったら他の家具もこのスタイルに統一したくなる。
画像11 さて合計はいくらになるであろう、70万円ほどであろうか。価格的にはMIOはIKEAよりは多少高価であるが、街中に所在しているため足を運びやすい。参考価格として、手前のベンチと上述のランプは2万円相当。
画像12 こちらではランプを窓際から吊るしている世帯が多い。外から見上げると非常に美しい。しかし住んでいる人にとってのメリットとは何であろうか?暗い夜には、照明が点灯している時、外の景色の代わりに、自分の顔だけが窓に反射して見える。私はこのタイプのインダストリアルスタイルのランプが好きなのであるが、繊細なインテリアを好むピアニストの友人に言わせると無骨過ぎるそうである。「みんなちがって みんないい」