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群青の日々

上級コースの開始から1か月が経った。

Twitterでもマイコーチとのセッションでも「今、どうですか」と聞かれて
「最高瞬間風速の中にいます」と答えている。

そのくらい「今」の風速が激しい。

上級コースの1か月が過ぎた日々を振り返りつつ、足下を照らす時間にしたい。

「今、どうですか」と聞かれて出てくる思いはたくさんある。

クライアントから滲み出る思いに震えることがあったり、
日々がテトリスみたいに詰まりすぎていて内省する時間がなさすぎたり、

何より今、大切な写真と言葉に向かう時間が少ないとも感じている。

自己管理の仕方こそ上級コースにおいて、特にハードルの高いものであることはこの1か月でだんだんとわかってきた。

最近は共にこのコースの仲間と飲む機会もあり、この旅に出会うまで辿ってきた道についてよく話してきた。

新橋の飲み屋で終電の時間近くまでずっと話してきて、ここで出会い、人生の時間が重なることってどういう意味があるんだろう?とずっと考えていたりした。

昨年の11月、自分の姿、形が消えるかもしれないという、心がボロボロの思いで申し込んだセッションからもうすぐ一年が経つ。

劇的ではないけれど、人生は少しずつ、あわいグラデーションのように変わりつつあるのかなと思った瞬間だった。

この一年、支えてきているのは、自分で撮ってきた風景と言葉だった。
不思議なことに自分で自分を支えている。

今月末も旅に出るのだけど、旅するごとに新しいエネルギーをいただいている。
それが創作への力になり、コーチングへの力に、確実になっている。

満天の星空を見ながら、コーチングしようと思ったときに言葉はいるのだろうと思ったりする。

めまぐるしく過ぎていく日々でも足下に咲いている花や、道標を失わない心でいたいと常に願っている。

コーチが自然の力を思いっきり取り込んで、今、この瞬間から作ることはすごく意味のあることだと思う。


誰かと競うような道ではなく、朧気ながら少しずつ、自分を進んで行く道が見つけていることに、20代の自分に報告してあげたい気持ちになっている。

立ち止まるたびに心の靴を履き替えていったなと感じている。

群青の日々を抜けていって今がある。
まだこの先も見たことない景色が見たいから、旅していきたいな。


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