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エッセイ : 必要のない我慢

 必要のない我慢、していたなあ。わたしはだいたい大学三年生まで必要のない我慢をした結果、ぱーんっとはじけてしまった。悪い方に。はじけて、一からやり直した感じで今がある。今でははじけた結果いい方向にいってるので全てが悪かった、なんて言わないけど、素直に辛かったな〜と思う。

 普段の生活で我慢というと、身近なもので言えば食事を我慢するとか。買いたいものを我慢するとか。そんな感じ。こういう類のものは我慢とは言わないかな?

 では何が必要のない我慢なのか。人からの目線を気にして行動する我慢。マナーを守るとかそういったことではなく、親の目線を気にしていい子になる、好かれたくもない人に嫌われないようにする、といった具合のことである。これは心の健康に良くない。非常に。数年自分の心に蓋をして、我慢するとぱーんとなっちゃう。なっちゃった。

 こうならないために何が必要か。普段から自分の心の声を聞くことだとわかった。〜するべき、という言葉は時には必要だが、何でもかんでもこれをもち出すのは心にとってはあまりよろしいことではないかもしれない。自分は何がしたいのか、何が嫌なのか、どうしたいのか。それにうまくしたがうことで自分のいきたい方向に来れた気がする。

まずは自分の心に敏感になる。そして自分の機嫌は自分でよくしていく。これを忘れては上手く生きていけないと最近強く思う。

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