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私の仕事 自殺防止(13)

はじめに

皆さんこんにちわ。他者支援のプロ ラングめぐみです。
人生の冬を過ごす方々と共に歩いてきました。日本及びドイツでお子さん、病気の方、高齢者の方の心のサポートをしてきました。
現在他者支援のプロによる元気が出るコーチングをモットーにボイスマルシェで活動しています。

米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチです。

ラングめぐみの自己紹介

はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければお読みください。


またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。

今日のテーマ 自殺防止



さて今日は現在の仕事の一部であるボランティア仕事の自殺防止について書きたいと思います。


前回の記事はこちらです。



何回か一般医にむけて自殺について書かれたWHOの報告を紹介しています。

今回は自殺の危険が高い患者への対処法です。


自殺の危険が高い患者への対処法
患者が感情的に混乱しているものの、希死念慮がまだ漠然としたものであるときには、真に心配している医師に、患者がその思考や感情を打ち明ける機会を与えられるだけで十分なことがある。しかし、患者が周囲から十分なサポートを得られない場合には、その後も慎重にフォローアップしていかなければならない。どのような問題を抱えていようとも、自殺の危険が高い患者は無力感、絶望感、失望感に圧倒されているのだ。患者は以下のような心理状態に置かれている。
1. 両価性:ほとんどの人は自殺することに対して最後まで複雑な相反する感情を抱いている。生きたいという願望と死にたいという願望の間を激しく揺れ動いている。もしも、医師が患者の生の願望を強めることができれば、自殺の危険は和らいでいく。
2. 衝動性:自殺は衝動的な行為である。
他の衝動と同様に、自殺衝動も一時的なものである。もしも衝動的な行為に
及びそうなときに適切なサポートが与えられれば、自殺願望は軽減するだろ
う。
3. 頑固さ:自殺の危険が高まると、思考・感情・行為が非常に幅の狭いものになっていき、二者択一的な思考法に陥っていく。他の可能な選択肢を探っていき、たとえそれが理想的なものでないにしても、他にも解決策があることを医師は患者に優しく示す必要がある。
どのようなサポートが選られるか患者が実際に周囲の人々からどのような、
そしてどの程度のサポートが得られるのか医師は評価しなければならない。親戚、友人、知人、他の人々など、患者を支えてくれる人を探し、協力を求める。
自殺しないと約束してもらう
自殺を予防するには「自殺しない」という約束を取り交わすことが有用である。そのような約束を交わす時に、患者にとって近い関係にある人に同席してもらうのもよい。このような約束について話し合うことで、他のさまざまな関連の問題が浮かび上がってくる。大多数の患者は医師との約束を尊重する。自分の行動を十分にコントロールできる患者の場合のみに、このように約束することが適切である。
重症の精神障害や希死念慮を認めない場合には、医師は抗うつ薬や心理療法(認知行動療法)を用いて治療をすることもできる。継続して医師と連絡を取りあえることで、大多数の患者は救われた思いがする。
これらは個々のケースの必要性にあったものである必要がある。
背景に精神障害があり、その治療の必要性がある場合を除き、2~3ヶ月以上サポートが必要な人はほとんどいない。希望を与え、自立を働きかけ、人生のストレスに対処していく他の方法を患者に教えることなどがサポートの中心になる。

今回のところで大切なのは勇気をもって自殺をしないことを約束することだと思います。

それが次に会う時までなど、ちゃんと期間を決めたほうが良いと思います。

私自身はこれができず、失敗したことがあります。


今日はここまでです。

ラングめぐみからのお知らせ


記事を読んで頂きありがとうございました。

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