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直島母子旅行:後編

さぁ、旅行記もいよいよ後編!

今回の目的のひとつである、こどもと一緒にアート巡り♪
まずは朝8時からオープンしている『ベネッセミュージアム』へ。
夫が学生時代から大好きだという建築家 安藤忠雄さんが設計した美術館です。
一目で、これぞ安藤建築だ!とわかるコンクリート打ちっぱなしの建物ですが、らせん状になっていたり、どこにも通じない階段があったり、外の景観ごと取り込んでアートが完結するような設計になっていたり、随所に面白いデザインへのこだわりを感じました。
(あ、わたしは夫ほどは詳しくありません💦)

基本的には作品に触れることはできませんが、一部屋外に設置されている石のアート作品にはこどもたちも実際に上に寝転んだりできて、楽しんでいました♪

現代アートが中心なので、パっと見てすぐに理解するのが難しかったりするものもありますが、それも含めて、日常から離れて、ふと「これってどんな思いが込められているんだろう?どんなメッセージを発信しているんだろう?」と作品の前で少し考えを巡らせたりする時間が持てたのは、とっても有意義だったなと思います。

決して、一つの正解を求められるわけでもなく、どう捉えるかは、その人にゆだねられるところもアートの魅力だと感じています。

わたしたちは日々正解を求めがちだし、求められがちではないでしょうか?

子育てしていると、親としてこどもにそれを求めてしまうことも実際多々ありませんか?

親子でアートに触れるということは、その窮屈な世界から飛び出して、もっと自由に感じて、発想して、言葉にしてもいいんだよ、ということを改めて教えてくれているような気がします。

ベネッセミュージアムをあとにしたら、次は、『家プロジェクト』という古民家をリノベーションして、地域全体でアートを生み出しているエリアに移動しました。

古い家が並ぶ街並みを散策しながら、いくつかの家の中にあるアート作品をめぐりました。こどもも楽しめる場所もありました。
そして、最後は、まっくらやみの中で五感を研ぎ澄ませるような体験をして、終えました。

いやぁ、まだまだ行きたいところはたくさんあった直島ですが、今回は弾丸母子の旅なので、これにて一旦終了です!

次は、安藤忠雄さんを尊敬する夫と上の子たちと家族そろって、直島をゆっくりと訪れたいなと思います。

前編・中編・後編と3部作お読みいただき、ありがとうございました✨



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