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再誕してから気づいたこと


自分じゃない誰かに淹れてもらったものって格別に美味しいです。

「ほっとする日が増えてきたな~」という心情にぴったりでこちらを選びました。
ご提供いただきありがとうございます。


「人生がなかった期間」が終わってからの気づきについて5つ書いてみました。


それでは、れっつごーでございます。




1.字が読めるようになった


まっさきに実感したのはこれですね。

字が読めないとはどういうことから説明ですね。


一文字、単語  ⇒  読める。

短文   ⇒  読める。

1行以上の長文  ⇒  読めない。

空欄に当てはまる接続語、言葉を選択肢から選べ
  ⇒  二つの文章の関係性が分からないし、字が滑るようになって頭に入らない。  


これが小さい頃から数年前までなので…長年苦しみましたね。

「自分の頑張りが足りないからだ」と何度も勉強しようと試みても、同じ行を何度も読み返すけどその一文すら頭に入らない。

その間に心が折れそうな出来事が起こると、精神的に立ち直るまでに時間がかかり、立ち直った頃には勉強についていけず精神的に…というのが常でしたね。

全然勉強に集中できず、論理的に考えようとするとこれまた時間がかかる。

なので、論理的に考えるのはあきらめて、暗記で必死に覚えましたね。


とは言っても、やはり「どうして読めないんだろう…」というギモンは残ったまま。

このブログを見つけてようやく「そうだったんだ~!」と納得できました。
自分のやる気がどうのこうの以前の話でしたね。

毒親家庭の中では自分の身を守るのに精一杯で、身も心もズタボロの状態でそりゃ勉強できませんわなって話です。




字が読めるようになってから、文字を読むのが楽しいです。
元々勉強は嫌いではないのでもっと楽しめています。

「へえ!そうなんだ」とまた新しい見方や考え方が知識となって、頭に吸収される瞬間がたまらないですね。

それまで漫画は細かい説明はあきらめてイラストで話の展開を理解していました。

語彙も少なかったので、「聞いたことはあるけど意味を知らない言葉」を少しずつ消化しています。



2.明日が来るのが怖くなくなった



明日は今日と同じ明日が来るとは限らない。
明日が約束されているわけではない。

これがキオスクの持論です。


安心できる家、食事、仕事が明日には一変しているかもしれないのはあるかもしれない。
満たされなかった人は、なくなっても「今まであったことがありがたい」と思うでしょう。

「なかったら作ればいい、考えればいい」王道ではない、だからといって踏み外していない考えを生み出し、困難を乗り越えてきたのではないかと。

では反対に、衣食住があって当たり前で育ってきたら…と夢想に耽る。

日常を守ろうと奔走するのかしら。

残ったもので「やっていこうぜ!」と前へ、前へ進めるかな…

そこで目が覚める。

時間は有限で皆平等。さあ、どうします?


はじめから材料が揃えられていない状況で進めなければいけないことが多々ございましたので、それなりの場数を踏むと「足りない部分をこう補おうか」とポンっとアイデアが出てくるのが早くなりました。

お悩み相談っぽいことされた時に思い浮かんだことを話すと、納得されることがありますね。
自分の経験が誰かの助けになるって嬉しいですね。


ちょっとつまづいても、「まあ何とかなるさ」と思えるようになったので「この先そうなるのか…」そのような不安は減りました。



先週からポケモンやってましてね。

パールです。シャイニングではないです。
ゲームって人間性が出るなあとしみじみ感じました。

ジム戦に備えて6匹フルでバトルに挑むわけですが、6匹とも同じレベルじゃないんですね。
実戦で戦えるレベルに達していないポケモンを数匹入れて安心感を得たいのか、と気づきました。

そこで、同じレベルを揃えた手持ち3体でジム戦に挑みましたところ、
激戦で楽しかったですね。

ストレートで倒せるかと思いきや、相手さんの残りの1匹がキオスクのポケモンをバタバタ~と倒しました。
お互い1匹でどうなるのか…とドキドキでしたね。

次のジムはどの子を連れていこうかしら~



3.本当はうさぎ < カメさんのようにスローペース


てきぱき動く = キオスク と思っていたんですよ。

でも本当は

自分のペースでゆっくりと = キオスク だと気づきました。


てきぱきキオスク
・効率よく迅速に!
・複数のタスクを同時にこなす
・頭の中は常にフル回転
・一度決めたことは最後までやりとげる
・やるからには完璧にやる

のんびりキオスク
・ゆっくりスローペースでいきましょう
・ながら作業向いてなかったです、男性脳お強いです
・頭休めないとしんどいわ…
・状況が変わるとやりたいこと変わるよね~
・スモールステップでいきますわ


「これをやろう」と決めた途端、

・時間がない、早くやらないと
・目標?とにかくがむしゃらにやればいいでしょう
・同時進行でやれば一気に身に付いちゃう!


…こんな感じでした。


目の前で起きたことを処理するのに精いっぱいで、変わった思い込みにとらわれていました。


数日前に気づいたことですが、
自分は同時並行で進めるのが向いていると「思い込んで」いたんですね。

それ自体は悪くないのですが、ハードルを上げ過ぎて「完璧を目指さないと!」目標を決めずに自分を追い詰めた結果、辛くなってやめてしまうことが多々ありました。

その反面、語学の勉強をしているときに、数時間前に語学以外の勉強で分からなかったところが突然「あ!そうか!」とひらめいたりするという良い面もあるわけです。


「同時に何かをやる」自体を否定するのではなく、
「ゆっくりと自分のペースでやっていけば、悪くないよね~」とグレーゾーンを設けることができました。


てきぱきこなすのは苦ではないので、「ここはてきぱき、ここはのほほ~ん」と使いこなしていきましょうかい、と使いこなすのも良さそうです。

うさぎもカメさんも自分の一部として受け入れられるようになりつつありますね。うへへ…。

ハイブリット・キオスク誕生ですわ。

とは言いつつも、本当の自分はマイペースに堅実に力をつけていくのがお好きです。



4.世間はやさしくできている


一時は世間を憎く思っていたものですよ…。


「誰も助けてくれない」

「どうして自分がこんな辛い目に遭わないといけないんだろう」

「馬鹿にされるのがこわい」


と思っていました。

大学に入ってから人に恵まれるようになって、それでも始めは警戒心と不信感丸出しだったなぁ…。

その凝り固まった考えが変わったきっかけは人との出会いもそうですし、創作物に出会えたのも大きいですね。


根本的に変わった出来事が立て続けに起きた中の一つがこの「his」という映画です。
(上映は終了しています)
 


主演を演じた宮沢氷魚さんがインタビューで劇中にもあったセリフをおっしゃっていました。


自分が優しくなれば、世界も優しくなるかもしれない


引用先はこちらです。


宮沢さん演じる主人公が自身がゲイであることを同じ集落に住む人々に告白するシーンでした。

このセリフに当時映画館で泣いてしまって、状況は違えど「どうしたらいいか分からない」と悩んでいた自分の胸に刺さる言葉でした。


「分からないことは聞いてみよう」

「一人では厳しいから頼ってみよう」

「間違ったらごめんなさい、助けてくれたらありがとうと言おう」


誰かに感謝したり頼ったり、謝ると「弱みを見せて攻撃されるんじゃないか」と思っていましたが、身をもって違うと気づきました。

変わることを恐れながらもやってみた結果、優しい人だらけになりました。

思った以上に自分がぼーっとするタイプだと学びました。


ここでエピソードを一つ。

学費を振り込むときに通帳からお金を引き出す方法を知らなくて、びくびく怯えながら聞いたことがありました。

たしか「引き出すのが初めてでやり方が分からなくて…」だったような…。
内心「この年齢でお金引き出したことないの?と思われたらどうしよう…」と年齢や見た目(しっかりしてそう)で馬鹿にされないか不安でした。

そしたら懇切丁寧に教えてくださり、「あれ?」と予想外の反応にびっくりしていました。

おそらく世間一般的にはこれが当然だと思いますが、このような答えが返ってくるどころか、よろしくないお答えが返ってくるようなものでしたのでギャップに驚きました。

とは言っても、すべての人が…というわけにはいかない世の中なので、教えていただけるような人に聞く、というスタンスを取っています。



5.人生は自分の思った通りにいかない



正直未だに自分の思ったとおりの人生にしようという考えはあります。

知り合いにご指摘いただいて(ちょいと抵抗はありました)受け入れられるようになっただけ成長しました。

今までが散々だったので、「自分の思った人生にしたい!」と思うのは仕方がないさ☆

恋愛ゲームのように自分の思うようにはいかないんですよ…そこが三次元の面白いところでしょうか。


「これをやったから自分は絶対成功する」「ここに行ったら自分は変われる」と計算ずくで動いていたのが懐かしいわ~…


人生は思わぬところで転機がきます。

未来予想図にまったくなかったところから突然と現れて、ね。



何かを始めると「こんな展開になるかな…」と期待してしまいますが、まずは先がどうのこうのより、目の前のことをコツコツやりましょうかいって感じかしら。


キオスクの今の目標は「カードリーディングの内容を鵜呑みにしない」ことです。
過去がドンピシャの内容が多いので、現在~未来の部分は「へぇ、そうなんだ~」とニュートラルな気持ちを持ちたいです。



現時点で皆さまにお伝えできる内容は以上となります。

弱みをさらけだす日が来るとは数年前の自分が知ったらびっくりしますね。
誰彼構わずというより自然と「この人にならいいや~」と無意識に選択していると思います。

数多くの戦をくぐりぬけた経験は無駄ではなかったようです。

大人と子どもを使い分けられる、といったらいいかしらね。

あ、ここでもハイブリットだ。





それでは失礼します。



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