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【社員インタビュー】30代後半で入社したからこそ人生経験が活きる職場

キリスト教専門の終活・葬儀を手掛けるベンチャー企業 株式会社ライフワークス 社員インタビューの連載企画です。

今回は、半年前に異業種から中途入社した葬儀担当スタッフ(30代後半・男性)ににお話を伺いました。


ー転職のきっかけをお伺いできますか?

元々は10年程、テレビ業界で放送作家として働いていて、ニュースやバラエティー番組、舞台などに携わっていました。
 当時は個人事業主だったのですがコロナ禍による打撃で生活が苦しくなってしまい、だんだんとこの仕事を続けることに限界を感じはじめたんです。

 そんな中、「死生観」を扱う番組や作品に縁があって、誰しもいつかは訪れる“死”を扱う仕事に興味を持つようになりました。
 思えば、20代前半のときにインド・ガンジス川沿いの火葬場を何日も見続けたこともあり…………。自分を見つめ返したときに「葬儀」という仕事が当てはまるのではないか?と感じるようになりました。

それで葬儀業界に絞って転職を始めました。


ー数ある葬儀社の中でもライフワークスを選んだ理由は?

祖父がクリスチャンで。かつ幼稚園がカトリック系、中学校・高校はプロテスタント系ミッションスクールに通っていたので、ノンクリスチャンではありますが、自然とキリスト教葬儀が自分に当てはまると感じました。
 仏式葬儀はどちらかというと暗く重たいイメージですが、キリスト教葬儀は明るく華やか。そういった部分にも惹かれました。

 また、ライフワークスは他の葬儀社と違い総合職としての求人だったのも大きかったです。SNS運用などにも力を入れているので、自分の知識や経験で仕事に貢献できると考えられたのも大きな決め手になりました。

私は30代後半ということもあり、違う業界に飛び込むのは40代を目前とした今しかないと思い、不安なく葬儀業界・ライフワークスに飛び込みました。


ー転職に不安はなかったとのことですが入社して半年、今はどういった仕事をしていますか?

普段の業務は、葬儀、営業、SNS関係が軸です。時々、研修や終活セミナーに参加したり。葬儀がない日は10:00に始業開始し、18:00頃に退勤。葬儀がある日は…日によりますが8:00頃に出社し、17:00頃に終わるようなスケジュールで働いています。

 マニュアルを用いた座学、ロールプレイング、現場研修などシステムが整っている為、未経験でも充分に独り立ちできる環境だと感じます。

 これまで、接客とは無縁の人生を送ってきたので、そこは多少の心配をしていたんですが、実際にやってみると、ご遺族様から感謝していただいたり、牧師先生に教会に招き入れてもらえたり、自分の意外な一面を発見できて面白く感じています。
 スタッフ皆、普段から丁寧な言葉遣いを徹底している為、葬儀社としての立ち振る舞いが自然と身につくんですよ。


ーポジティブに働かれているようで安心しました。逆に大変だと感じる時はありますか?

現状、体力的な辛さと精神的な辛さがありますね。

 体力的には、依頼があれば深夜でも炎天下でもスーツを着て対応しなければならないのは、まだ慣れていないので大変に感じます。
 ご葬儀も、弊社は自社ホールでなく各教会やご自宅で施行するので、朝6時など早朝に出社して式場まで長距離運転をしたり、会場作りのために椅子や机など重たい物を移動したりと体力が必要です。

 精神的な大変さは、ご家族によって求められるものが違うことでしょうか。粛々と葬儀して欲しい方もいれば、アットホームさを望む方もいる。その中でスケジュール通り・時間厳守で葬儀を執り行うのはなかなか難しさを感じます。自死やお子さん、事件性のあるご葬儀も特に気を遣いますね。

 ライフワークスで働いて特に感じるのは、様々な人生経験を積んでいる人は特にこの業界向きだということです。
 我々はあらゆる形のご家族様と接していかないといけない。仲が良いご家族もいれば、いがみ合っているご家族もいる。家族に縁を切られて孤独死する方の葬儀をすることだってある。業界未経験でも必ず役立つスキルはあり、逆に業界経験者でも足りないスキルはある。あらゆる人と関わった経験がある人が葬儀業界に必要な人材だとつくづく感じます。



ー仰る通りです。大変だからこそやり甲斐を感じる面も?

 ですね。バラバラだったご遺族様が、葬儀をすることによってひとつになる場面をみて、私にとってはそれがいい葬儀だと映る時があります。
 普段はやんちゃそうな高校生くらいのご遺族様が大事そうに骨壺をかかえたり、数十年ぶりに集まったご遺族様がご遺影と一緒に集合写真を撮ったりしているシーンをみると、この葬儀に関われてよかったと実感します。



ー話題は変わりますが、休みなどの制度面はどうでしょうか?

葬儀社=夜勤もあり、体力的にきつい印象を持っていましたし、もちろん実際そういった面もあるのですが、休みがとりやすい環境なのにまず驚きました。

 会社の雰囲気がとても和やかで。30代後半ということもあり、馴染めるか不安に感じていたんですが、温かく受け入れていただいているように感じます。また、若い方だと20代前半、上の方だと50代の方がいますが、年齢の隔てなく意見をかわせる環境になっているので、結果お休みなどもある程度融通が利いています。

給与面については、業界未経験で入社した為、下がってしまうのは覚悟のうえでした。ただ、細かくインセンティブが設けられているので、思っていたよりも給料はいただけています。

ーお休みの日はどのように過ごされてるんですか?

柴犬を飼っているので普段は散歩にでかけることが多いです。葬儀のご依頼がなかった日は早めに帰宅しているので、なんと前職より犬と過ごす時間が増えました。
 入社してから旅行にも行きました。当番制なので常に依頼に備えなくてはいけないということもなく、自由な時間もしっかりとれています。



ー穏やかに過ごされていてなによりです!ノンクリスチャンとしてキリスト教葬儀専門葬儀社で働く…そのあたりは日々いかがでしょうか?

 ミッション系スクール出身でありながら、元々はキリスト教に限らず、宗教=洗脳・怪しい・お金………とあまりいいイメージは持っていなかったんです。でも、心が救われている人を目の当たりにして、そのイメージが払拭されました。

 人生の終着点である葬儀。 最後は何かしらの宗教に携わって、燃やされ、骨へと変わる。キリスト教の考えでは、故人様の魂は天国へと向かいます。それは大変喜ばしいこと。だったら皆で祝福しましょう、という前向きな考え。私はノンクリスチャンですが、そんな考え方があってもいいのではないかと日々感じています。


ーそれでは最後に、今後の目標を教えてください。

今後 20年、30年と活躍できる葬儀マンを目指しています。

今以上に葬儀経験値を重ね、葬儀に関係する資格取得にもチャレンジしたい。また、まだマイナーなキリスト教の葬儀の魅力を世間に広めていきたい。その為にも積極的な広報活動を実践していきたいです。


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