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コロナか政府に殺される前に今すぐにできること

 現在感染者数が世界でぶっちぎりのアメリカでは、死者数もどんどん増えている状況です。その内訳に関して気になるニュースを見ました。コロナ関連死は圧倒的に黒人多いというもの。これはなぜか、この記事が解説してくれました。

この現象、日本も人ごとではありません。日本でもこれから弱い人から死んでいくことになると思われます。


ウイルスは差別しないけれど、格差で死ぬリスクは高まる

 アメリカで黒人の致死率が高い理由は貧困と無縁ではありません。アメリカは元々保険制度が日本と異なるので、保険に入っていなければバカ高い医療費が必要になります。つまり貧困世帯は満足な医療は受けられないということ。そのため基礎疾患を持っていた人たちが多かったそうです。そして、免疫を高める栄養も満足ではない。貧困が故に外出禁止令が出ても働きに出ざるを得ない。なぜなら働かないとお金が入らず、コロナより先に餓死してしまうから。だから彼らは毎日満員電車で通勤する。
あれ?なんだかこの様子、日本にも共通点がありませんか?


ただ死ぬのを待つだけで本当いいの?

 緊急事態宣言が出されても、都内は満員電車だしお店は相変わらず営業している。休業補償休業補償と騒いでみても政府の決定は遅すぎる。30万円の給付だって早くて5月になるそうです。お店を閉める人たちは収入が途絶えるのですから、明日からどう暮らすかで悩んでいるのです。
 ネットカフェも休業対象になり、ネットカフェ難民が住むところを失いどうなるのかという問題も発生します。政府の決定を待っていたら収入が途絶えて文字通り死んでしまいます。お気づきだと思いますが、日本もアメリカ同様に収入が低くて不安定な人から死ぬリスクが高まります。首が回らなくなって死んでしまってからお金を給付されてもなんの意味もありません。誰かの決定を待っていても、この先、生きていけないかもしれない。だったら死ぬ前に動き出さなきゃ


政府の動きが遅いわけ

 毎日ワイドショーやニュース、SNSでは給付に関して様々な意見が出ています。政府は公正にやらなければいけないとか、手続きに時間がかかるとか、給付実行が遅れている理由も専門家が説明してくれており、どれもこれも的を得ていると思いますし、正解なんだと思います。ただ本質的なことを言えば、『政治家には貧困の実感がない』これに尽きると思います。
 貧困について理解している政治家は多いと思いますが、貧困を肌感覚で経験している政治家はごくごくわずかでしょう。国会議員になった時点で毎月安定した多額の報酬が入ってきます。「今すぐお金がないと死んでしまう」という言葉の意味は理解はできてもリアルは理解できないのです。
 行政もそう。公務員は逆に忙しく仕事が増えている状況です。仕事がなくなってお金がもらえない状況にはほど遠い。そんな政府の決定を待っていては生き残るなんて夢のまた夢。自分と家族のことは自分で守らなきゃ


今こそ意識改革を!

 僕は南相馬市出身なのですが、東日本大震災直後の福島もそうでした。

「誰かがなんとかしてくれる」
「自分は被害者なのだから、助けてもらうのが当たり前」
「国(東電)が責任とれよ」
「専門家が言うことは正しい」

 誰かに自分の命を預けてしまっている、こんな人たちがたくさんいました。自分の人生を誰かに責任転嫁していませんか?国も、自治体も自分の人生責任なってとっちゃくれません。緊急事態宣言の時の首相の発言を聞いて「責任とれよ」なんて言っている暇はないのです。責任回避したことに対する首相としての資質については別にして、総理大臣があなたの人生の責任なんて取りません。誰かの落ち度を探して思考停止していないで、自分でなんとかするしかないのです。自分の人生、自分で決めなきゃ。
 東日本大震災の時も、思考停止しないで考え行動し続けた人たちが活躍しました。あの非常事態を契機に自分の人生について考え、行動し、その後の人生を生きています。あのとき主体的に行動した人たちの中で政治家に転身した人がたくさんいます。あの出来事をきっかけに、社会について深く考えた結果だと思います。政治に関わるようになった点では僕もその一人です。
 今回のコロナ騒動についても、自分がどうあるべきか、何をすべきか考え、できることを行動する。そうした意識を持つ人たちが増えれば、コロナ騒動も乗り切ることができると思いますし、アフターコロナの社会を大きく変えることができると信じています。今溢れ出している問題を心に留め、生きやすい社会を一緒に作っていきましょう!まずは自分から。自分の意識を変えれば世界は必ず変わります。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!