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子どもには「勉強しなさい」と言うけれど、自分自身は社会人になっても勉強をしてる?

子どもに「勉強しなさい」と言うのはいつの時代の親も同じなのでしょうか?

僕は言われるのが嫌いだったので、自分の子どもにはそう言わないようにしようと思っていますが、勉強はしておいて損はないし、多少はして欲しいなと思うので勉強を楽しくできるような工夫をあれやこれやとしています。

うちはホームスクーリングなので特に自宅での工夫が必要なのです。子どもに勉強して欲しいと望んでいる反面、自分は勉強をしているか?と問いかけてみました。


大人が勉強をしないのはなぜ?

大人になってから勉強している人の割合は約3割程度というデータもあるように、大人になって働きながら勉強をしている人はかなり少ないようです。

10代の頃に嫌というほど勉強やらされていれば、そりゃ本当に嫌になっちゃってますよね。本当にやりたくないという人もいるようですが、理由の大多数は「時間がない」に尽きるのではないでしょうか。

めっちゃわかります。僕は20代の頃いわゆるブラックな働き方をしていたので、仕事終わって寝て起きたらまた仕事。休日も仕事、飲みも仕事の延長みたいな生活でした。そりゃ時間なんてありゃしません。少しでも時間できたら自分のために使いたいしやりたいことやりたい。

30代になって子どもができると仕事の時間は20代の頃より圧倒的に圧縮できましたが、今度は家事育児に時間を取られます。そりゃ時間なんてありゃしません。少しでも時間できたら自分のために使いたいしやりたいことやりたい。。


大人の勉強は子どもの頃の勉強と違う

「少しでも時間できたら自分のために使いたいしやりたいことやりたい」その気持ちはごもっとも。しかし、自分のためになること、やりたいことの中になぜ「勉強」は入っていないのでしょうか。

親に「勉強しなさい!」と厳しく言われて育って人の方が勉強に対する嫌悪感が強いように思います。親に「勉強しなさい!」と言われずに育って勉強してこなかった人は、勉強に対する苦手意識が強いように思います。

でも大人になったら、誰も強制なんてしません。自分が興味持ったことや好きなこと学べばいいんです。僕は小学生の娘にもそのスタイルで接しています。興味を持った時が即ち勉強をするタイミングなのです。

僕は昨年から釣りを始めました。けれども何をどうしたら良いかわからない。どうやったら釣れるのか、どんな道具が必要なのか勉強しました。何も机に向かうことばかりが勉強ではないと思います。それは子どもも大人も一緒です。

しかし、時間を決めて強制的に勉強をさせられることはない、これが大きな違いではないでしょうか。やりたい時にやって、飽きたらやめればいいんです。


継続は力になる

興味を持ったことを深める、わからないことはすぐ調べるという習慣を持つと仕事でもものすごく役立ちます。これは業種職種問わず重要な能力です。

社会人になると学生時代のように定期的に「入学」「卒業」といったイベントが発生しません。だらーっと過ごせばそれであっというまに10年経ってしまいますし、少しでも意識して勉強し続けるといつの間にか多くのスキルが身に付いています。

僕は社会人になって16年経ちますが、勉強のような見えない積み重ねのようなものって10年経過した時から差として実感できるようになるなと感じます。

先ほども書きましたが、僕は20代のころはひたすら仕事と隙間時間は遊びしかしていなかったので、何かを勉強した記憶がありません。今になって思えば、もっと手に職つけられただろとか、資格取れたんじゃないかとか思うところは多々あります。

でも過去を振り返って後悔しても今の自分が何か変わるわけじゃありません。人生で一番若い「今」から勉強するしかありません。子どもが勉強している姿を見るたびに自分も頑張ろうと密かに拳を握りしめています。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!